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合同会社Aulii 代表 辻 茜

「ピラティス」と企業の融合で新たなウェルネス社会を創りたい

いま多くの企業のなかでは様々な健康づくりが実践されている。社員の心身の充実は、そのまま健全な職場環境に直結。企業成長を大きく左右するカギとなる。そんななか、職場で手軽に導入できる健康メソッドとしても注目されているのがピラティスだ。Auliiの辻代表は、法人への積極的なアプローチのほか、医療との連携など独自の方向性でピラティスの新たな可能性を切り開く注目のトレーナー。精力的な活動を続ける同氏に、現在の取り組みなどを聞いた。

― 御社の事業内容について教えてください。

 初心者から経験豊富な方まで、お客様一人ひとりに合った「ピラティス」のレッスンを提供するBody Making Studio Auliiを運営しています。

 最大5名の少人数制グループとマンツーマンによる個人向けレッスンを中心に、銀座と湘南の2つのスタジオを展開。お客様とのコミュニケーションを大事に楽しく向き合っていますね。

 またスタジオでは、カラダに良いと思うボディワークや、料理研究家や栄養士などの食の専門家によるワークショップも積極的に開催しています。

― そもそもピラティスとはどのようなものですか。

 ピラティスは本来、リハビリの際に活用するボディワークとして生まれたものです。よくヨガと混同されてとらえられがちですが、最も大きな違いは、ピラティスの場合は完全にフィジカルプログラムである点。「癒し」ではなく、「カラダの機能回復や向上を目的としたボディシステム」であることなんです。

 たとえば、体の中の細かい筋肉であるインナーマッスルは表面からは見えない筋肉ですね。それをどう収縮させて連動する部位を動かすかは、自分で想像するしかないわけです。

 つまり見えないインナーマッスルに意識を集中させながら体を動かすトレーニングがピラティス。ヨガが「静」であるのに対して、頭をフル回転させ、脳から絶えずインナーマッスルに指令を出し続けて動きをつかさどる、「動」のトレーニングがピラティスなのです。

 そのため、筋肉や関節などの仕組みなど、解剖学をベースにした体の構造に関する知識が深まるのも特徴。たとえば肩こりや腰痛の原因を自身で把握し、それを改善するための筋肉の動かし方も分かってきます。体の機能改善のためにどの筋肉を動かせばいいかをイメージしながら脳をフル回転させ、回復につながる効果を生み出すことができるのです。

 最近では、こうしたピラティスの特徴を生かして、法人へのプログラムの提供も増えているんですよ。

― 法人向けのプログラムとはどんなものですか。

 ピラティスは、身体の構造や動きを理解して、どの筋肉に意識を向けて動くと運動成果が上がるかを考えるボディワーク。ですから、デスクワークなど日常生活での姿勢や動きの中にメソッドを落とし込んで効果を上げることが可能なんです。

 たとえば、椅子1つを使って行うピラティストレーニングなど、部屋の中でも手軽にできるボディワークであることにメリットがあります。

 実際に椅子に座ったままできるプログラムを作って社内で体験してもらった際には、「万歩計を渡されて外を歩くのは大変だけど、これなら仕事の合間に手軽にできる」と好評でした。

 実際、ピラティスを仕事の合間や昼休みに採り入れると、仕事の能率もほぼ確実に上がるんですよ。脳を使ってリフレッシュする運動でもありますから、アイデアも湧きやすくなるはず。すでに外資大手や上場企業にも導入してもらうなど、健康意識の高い企業にピラティスのボディワークを活用いただくケースが増えていますね。

著名経営者

  • マネックスグループ株式会社

    松本 大
  • 株式会社ドリームインキュベータ

    堀 紘一
  • 株式会社ファーストリテイリング

    柳井 正
  • 株式会社ファンケル

    池森 賢二
  • エステー株式会社

    鈴木 喬
  • クオンタムリープ株式会社

    出井 伸之

プロフィール

  • お名前辻 茜
  • お名前(ふりがな)つじ あかね