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株式会社 Studio Gift Hands 代表取締役 三宅 琢

病気だけを診るのではなく人と社会を診られる医者でありたい

企業にとってメンタルヘルスケアや障がい者雇用の重要性が高まる中、多くの企業では実際に何をすればいいのか悩んでいるというのが現状である。しかし、こうした問題は、医療や労務の観点だけでは解決できない。医療やリハビリをベースに、会社で働く環境もトータルに診ることで真に解決策に導ける。Studio Gift Handsは、眼科医である代表三宅氏のそんな想いから設立された。障がい者の弱点ではなく強みに焦点を当てることで、障がいを価値に変えるバリアバリューを企業にもたらす。三宅氏の会社設立の想いや実際の支援の仕方、これからのビジョンなどを聞いた。

― 三宅さんは眼科医としてのスキルを活かし、Studio Gift Handsの代表として、日本で例のない独自のコンサルティングを展開していると聞きました。

 現在、主に企業に対して、メンタルヘルスケア、障がい者の雇用環境の調整、メンタル関連の法務問題に関するコンサルを行っています。障がい者雇用に関して、企業は障がい者に対する差別の禁止や合理的配慮の提供を今後義務づけられるようになります。合理的配慮というのは、障がい者が職場で働くに当たっての支障を軽減するための具体的な対応です。しかし、多くの企業は実際に何をすればいいかわからないというのが現状です。
僕はもともと眼科医として目の見えない人たちのケアをしてきましたので、その視点を生かした産業医業務を行っています。病いを診る臨床医の視点と仕事と人の適応を診る産業医の視点、そして障がい者の不便さを診るコンサルタントという三つの視点を踏まえてメンタルケアと障がい者ケアを中心としたトータルヘルスケアのコンサルティングを行っています。

― メンタルケアではどんなことをしているのですか。

 企業が求めるメンタルケア、いわゆるうつ病対策は、うつ病の診断をし、薬を出してくれということではありません。むしろ、社員がうつ病にならないようにして欲しいのです。現代社会におけるメンタル不調の軽減には、社員の不平等感を軽減することが重要です。僕は社労士等と連携した労務管理に加え、モチベーションや自己肯定感を向上させるコミュニケーションの取り方や思考回路の作り方のワークショップを行っています。また法的に経営者を守るためにメンタル法務主任者として、社労士や弁護士など様々な専門家のチームを作り、企業におけるヘルスケアの仕組み作りをトータルに提案できるように心がけています。

― 小さな会社では、一人うつ病社員が出て、自殺され、訴訟になったら会社がつぶれるというリスクもあります。そのような会社に対しては、どのようなアドバイスをしているのですか。

 そんな会社にはあえて障がい者雇用を積極的に行うことを提案しています。メンタル不調の大きな原因の一つは不平等感であり、最も不平等を感じているのは障がい者です。その障がい者が配慮され、仕事にやりがいを持って働けるようになれば、他の社員にも、企業の社員への想いが伝わります。障がい者に手厚い企業というのは、当然一般の人にも手厚く、障がい者がイキイキ働ける企業では、メンタル不調者は減ると信じています。

著名経営者

  • 株式会社ディー・エヌ・エー

    南場 智子
  • シダックス株式会社

    志太 勤
  • 株式会社ワークスアプリケーションズ

    牧野 正幸
  • 株式会社ファンケル

    池森 賢二
  • 伊那食品工業株式会社

    塚越 寛
  • 株式会社インテリジェンス

    鎌田 和彦

プロフィール

  • お名前三宅 琢
  • お名前(ふりがな)みやけ たく
  • 出身愛知県
  • 趣味映画、写真、美術、家具、カフェ
  • 座右の銘士は己を知る者の為に死す
  • 尊敬する人スティーブ・ジョブズ
  • 好きな言葉雑草という名前の草はない
  • 好きな作家東野 圭吾
  • 好きな映画「いまを生きる」 「パッチ・アダムス」
  • 好きな歌(曲)「Daydream Bliever」
  • 休日の過ごし方趣味の時間も全力で楽しみ、学ぶ
  • 好きな漢字一文字
  • 飼ってるペット猫(オス)のコロウ