ニッポンの社長

ニッポンの社長 >  子どもの未来を応援するニッポンの大人たち  > ファンシャインアカデミー インターナショナルプリスクール 代表取締役 早川 真由美

― 英語と日本語を身に付けておくことで、お子さんは将来的にはどのようなメリットがあるのでしょう。

 今はアジア諸国が経済力を付けており、昔ほど日本人であることのメリットがなくなってきています。世界に出たとき、英語力以外に武器となるのは、その国らしさです。日本人としてのアイデンティティがないと、自分を持っていないのと同じ。そのために将来を見越して、日本人としてのアイデンティティも育てて、最後に羽ばたくための人間づくりを英語の学びを通して行っているのです。私は海外にいたときに、日本人として何が必要なのかを身に染みて理解しているので、それをスクールの授業にしっかり反映させています。

― プリスクール選びのポイントがあれば教えてください。

 お子さんの将来をどうしたいか、を考えたうえでスクールを選んでください。多くのプリスクールは、英語でのみ会話を行い、日本語は一切使用禁止にしています。3年後に英語がネイティブ並みに話せるようになることを目的にしているからです。小中学校をインターナショナルスクールに入れるのであれば、こういったプリスクールが良いと思います。ただ日本の小学校も進学先として視野に入れるのであれば、お子さんは言語も文化も異なる環境に急に入ることになるので、辛い思いをするかもしれません。日本で日本語による教育を受けて、将来的に海外で活躍してほしいという思いがあるのなら、バイリンガル教育を行っているスクールが良いでしょう。

 当スクールのゴールはインターナショナルスクールに入ることではありません。私立や有名小学校の受験に必要なカリキュラムも取り入れています。また、先のことを考えるのが難しいという親御様に対しても、体験入学の際にカウンセリングも行い、お子さんにどうなってもらうことを望んでいるのかを聞いたうえで、アドバイスを行っています。当スクールの特徴や進路についても案内をしています。

― 今後のビジョンを教えてください。

 これまで、日本文化や日本語を重要視しているプリスクールはありませんでした。未開拓の市場へのチャレンジにはなりますが、ファンシャインアカデミーを都内や他県に展開していきたいです。そしてゆくゆくは、インターナショナルスクールで働きたいという先生を育てるスクールも立ち上げたいですね。

― ご入会を検討している保護者の皆さんへメッセージをお願いします。

 母国語をしっかり身に付けたうえで、第二言語があるべきだと思っています。母国語ができないと、人間としての基礎が育たないからです。日本人としての心を育てながら、ツールとして英語を身に付けられるスクールです。少しでも興味を持っていただけたら、気軽に体験入学にお越しください。

■ 早川 真由美 (はやかわ まゆみ)

幼少期をシンガポールで過ごし、帰国。16歳に渡米し、高校卒業後に帰国して貿易商社に勤務。再度渡米し、カリフォルニア州立大学卒業。インテリアデザイン事務所、総合商社で勤務後、某専門学校にて教育に従事。退職後、長男出産をきっかけに、幼児教育を広めることに関心が高まり、2010年、ファンシャインアカデミー インターナショナルプリスクールを設立。代表に就任した。

この企業の関連ページを見る

※このサイトは、取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。
ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。
イシン株式会社

著名経営者

  • 株式会社セプテーニ・ホールディングス

    七村 守
  • 株式会社スタジオジブリ

    鈴木 敏夫
  • GMOインターネット株式会社

    熊谷 正寿
  • シダックス株式会社

    志太 勤
  • GMOインターネット株式会社

    熊谷 正寿
  • 楽天株式会社

    三木谷 浩史

プロフィール

  • お名前早川 真由美
  • お名前(ふりがな)はやかわ まゆみ
  • 出身東京都
  • 平均睡眠時間6時間
  • 平均起床時間5時
  • 趣味旅行・乗馬・読書
  • おススメ本嫌われる勇気(岸見一郎・古賀史健/著)
  • 今までに訪れた国15ヵ国
  • 座右の銘人生に向かってYESと言おう
  • 尊敬する人スティーブ・ジョブズ
  • 好きな食べ物ロブスター
  • 嫌いな食べ物ラム肉・ジビエ料理
  • もし生まれ変わったら?外科医
  • 休日の過ごし方家族と満喫