ニッポンの社長

ニッポンの社長 > 株式会社アイマム お客様担当最高責任者(代表取締役社長) 嶋谷 光洋

― チームマーケティングとはどのような考え方ですか。

 企業の人材育成研修に31年間携わり、特にこの3年間で8社160を超えるチームの成長に関わってきました。チームの成長とは、メンバー同士で創発が起こり、顧客への新しい価値提供の機会が増えることを意味します。その結果、顧客からの評価を得て業績も向上するというスパイラルが形成されるのです。この循環がチームマーケティングです。今年の9月に東京大学大学院で開催された日本広報学会の研究大会で発表する機会を得たので、これを機に高業績チームを分析し、「チームマーケティング」という考え方にまとめました。

― 高業績チームに共通する要素は何ですか。

 食品販売、IT、小売業、建設等様々な業種でチーム開発をしたところ、どのチームも昨年の利益を上回り、利益昨年対比が260%から520%という結果でした。高業績チームに共通する特長としては、ボトムアップで目標を設定している、仕事の優先順位が明確でムダなことを止めると決めている、上下左右の関係が良質でチームの雰囲気が明るい、といった共通する要素がありました。それぞれのチームメンバーが組織にとって「役に立っている」「必要とされている」「仲間がいる」「成長している」と実感することができる風土が出来上がっていました。

― 従来のチームビルティングとどう違うのですか。

 チームビルディングのほとんどは、コミュニケーションをよくすることに焦点が置かれていますが、チームマーケティングでは収益構造の見直しや顧客に新しい価値を提供することを主眼としています。高業績チームを作り上げるための成功法則を分析してみましたが、9つのプロセスで整理できました。いくつかの原理や手法を有機的に組み合わされていたことが功を奏していたようです。マーケティング、コミュニケーション、アクションラーニング、システムコーチング、モチベーション、競争原理の活用などです。人材開発の手法を営業現場で使えるようにアレンジできている点が当社開発のプログラムであることを改めて実感しました。具体的な9つのプロセスについては、広報学会で発表した内容をホームページで公表していますので参照していただければと思います。また、日本食糧新聞で漫画付きコラム「チーム営業」(隔週月曜日掲載)を連載しており、こちらも会社サイトで読めるようにしてあります。漫画はよりわかりやすいと思います。

○日本広報学会発表 第21回研究発表全国大会(東京大学大学院にて)
「チームマーケティングによる組織風土改革について」
http://www.i-mam.co.jp/pdf/2015091501.pdf

○日本食糧新聞 漫画付きコラム「チーム営業」
http://www.i-mam.co.jp/news/2015/0401.html

著名経営者

  • エステー株式会社

    鈴木 喬
  • シダックス株式会社

    志太 勤
  • 伊那食品工業株式会社

    塚越 寛
  • 株式会社ドリームインキュベータ

    堀 紘一
  • 株式会社スタジオジブリ

    鈴木 敏夫
  • MOVIDA JAPAN株式会社

    孫 泰蔵

プロフィール

  • お名前嶋谷 光洋
  • お名前(ふりがな)しまたに みつひろ
  • 出身大阪府