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ニッポンの社長 > 株式会社アイマム お客様担当最高責任者(代表取締役社長) 嶋谷 光洋

― 嶋谷社長が起業しようと考えた経緯を教えてください。

 私は23歳のときに人材育成コンサルティング会社に入りました。

 就職して7~8年経ち、私がチームリーダーを任されるようになった頃、18名のメンバーがお客様の意向を実現するために真剣に議論し試行錯誤を繰り返す姿をみて、衝撃を覚えました。「すごい!どうしてそんなに頑張ってくれるの?」。私は感謝の念とともに「このメンバーには自分よりもっと成功してほしい」と素直に思いました。ビジネスの世界に入って初めて他人の成功を心から願うという体験でした。「こんな仲間と、他人の成功を心から願いながら、仕事に取り組みたい」「そんな会社を経営してみたい」と思い、社会・お客様・自分たちにメリットがある「三方良し」の経営も、そんな会社でなら実現できると確信。35歳で本格的に起業に踏み切ったのです。

 他人の成功を願う気持ちは、親が厳しさと愛情をもって子に接する想いに似ていると考え、アイマム(お母さん)という社名をつけました。おかげで創業17年になりますが、今でも社名を名乗るたびに、当初の志を思いだし、エネルギーが湧いてくると感じます。

― 今後の目標を教えてください。

「チームマーケティング」の考え方を研究者と共に確立し、世の中に広げていきたいと思っています。創発するよい雰囲気のチームが社内のあちこちにでき、同時に利益という成果も生み出せるため、やりがいで溢れる組織風土を作ることに貢献できるのではないかと期待しているからです。

 営業組織のコンサルティングや研修講師として数多くのプロジェクトに関わってきましたが、「人と組織は合理的には動かない」というのが私の持論です。現場は目の前のことに追われがちで「ねばならない」といった従来の枠からなかなか抜け出すことができません。そこで私たちは「なぜ」を繰り返し問いかけることで現場が「本当にやりたかったこと」を引き出し、もっともっと活力に転換させていきたいと思います。

 全国各地で行っている成果報告会では、「部下からの相談が増え、問題の早期発見になっている」「仕事の意義、やりがいを感じることができた」「一人で抱えず、仲間に相談することで課題が解決した」といった声が寄せられています。チームの仕事が創発空間になり、組織全体の変革につながっていく様子を日々実感しています。今後は、組織内のチームだけでなく、組織をまたいだコラボレーションによるチーム作りも視野に入れ、仕事へのやりがいで溢れる社会を実現したいと思います。

■ 嶋谷 光洋 (しまたに みつひろ)

1962年、大阪府生まれ。立命館大学卒業後、専門商社にてシステム営業を担当。人材育成コンサルティング会社を経て、1995年、有限会社嶋谷事務所を設立して独立。2000年、株式会社アイマムを設立して代表取締役に就任。2012年、営業現場での経験と組織開発手法を組み合わせたオリジナルプログラム「180日間変革シリーズ」を開発。食品、IT、化学、通信、飲食、製薬、保険、小売り等大手企業を中心に企業内研修を提供。2015年、チームマーケティングを提唱。

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プロフィール

  • お名前嶋谷 光洋
  • お名前(ふりがな)しまたに みつひろ
  • 出身大阪府