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一般社団法人日本グローバル・イニシアティブ協会

グローバルな競争社会で活躍できる世界基準の人材を育成

世界で進む経済・社会のグローバル化。アジアなどの新興国が目覚ましい発展を遂げ、国際経済の舞台でも今や急速に存在感を高めつつある。一方で、日本はどうか。「失われた20年」の間にグローバル化の波に乗り遅れ、かつての経済大国の座が大きく揺らぎ始めている。その現状に危機感を覚え、真に世界で活躍できる「グローバル人材」の育成に乗り出したのが日本グローバル・イニシアティブ協会だ。その特色ある人材育成の手法について綿貫理事長に聞いた。

― 協会の事業内容を教えてください。

 日本における真のグローバル化を進めるために、「人材」に焦点を当て支援していくことです。次代を担う若い世代のグローバルリーダーやプロフェッショナルの育成を目指し、啓蒙と教育に向けた機会と場所を提供しています。

 具体的には、世界で最もグローバルの進展に影響力を持つアメリカ、その首都であるワシントンDCへのインターンシップや留学支援を通じてそれを実践します。現地の大学やシンクタンク、NPO団体との連携のもとに、当協会が日本とワシントンDCとのインターフェースとして機能し、グローバル社会を体験する実践型の研修を提供しています。

― 実際にはどのようなプログラムがあるのですか。

 たとえば昨年夏にはパイロットプログラムとして、日本人と中国・ケニアからの留学生をDCに3週間連れていき、現地にある5つの大学を訪問し、学部長との面談や意見交換、授業聴講を行いました。同時に世界銀行などの国際機関やシンクタンク、NPOを訪問し、一流と言われる世界的な専門家との意見交換や、学生団体との共同ワークショップや英語によるプレゼンテーションなど、非常に密度の濃いプログラムを実施しています。

 面談者の中には、日系2世の方で、第二次世界大戦中には収容所に収容され、大変な苦労の末に晴れてNASAに所属し、スペースシャトルのミッションを二度経験された方もいました。国境の壁を超え、自らの努力で世界の第一線で活躍するに至った人の生の声を聞くことで参加者は大きな刺激を受けたようです。相手機関からも大変な好評を得て、次期プログラムでもぜひ参加、訪問をしてほしいという依頼を受けています。

― 綿貫代表が協会を設立した背景を教えてください。

 私は転職をするなかで、アメリカに1987年と1994年の二度留学を経験しています。ちょうど日本はバブルの終末期で、その時に直感していたのは「日本は伸び切っている」という思いでした。
その後、中国をはじめとしたアジアが急成長する中で、日本は長期の経済低迷にあえぎ、成長は大きく鈍化。日本社会は閉塞感のなか硬直化し、特に若者たちの思考がどんどん内向きになっていると感じていました。私はアメリカで過ごす中で日本の将来に対する強い危機感を抱くようになり、グローバル化を目指す上で、特に「人材育成支援」をしていきたいとの思いが強くなっていきました。

 そして2010年頃から、日本に一時帰国する際に世界のグローバル化の動きや日本の現状について大学などで講演を行い、意識の喚起に努めてきました。しかしアメリカにいてそれを行うのは限界があると考え、2014年春に20年間過ごしたアメリカを思い切って離れ、日米の知人や友人の協力のもとで当協会を設立することにしたのです。

著名経営者

  • 株式会社セプテーニ・ホールディングス

    七村 守
  • エン・ジャパン株式会社

    越智 通勝
  • シダックス株式会社

    志太 勤
  • 株式会社ドリームインキュベータ

    堀 紘一
  • 楽天株式会社

    三木谷 浩史
  • 株式会社スタジオジブリ

    鈴木 敏夫

プロフィール

  • お名前綿貫 雅一
  • お名前(ふりがな)わたぬき まさかず
  • 出身栃木県
  • 血液型A型
  • 家族妻、息子1人、娘2人
  • 今までに訪れた国30ヵ国
  • 座右の銘一念天に通ず
  • 尊敬する歴史上の人物上杉謙信、勝海舟
  • 好きな言葉挑戦、情熱
  • 好きなスポーツテニス
  • 好きな俳優ハリソン・フォード
  • 出身校ペンシルベニア大学院、慶應義塾大学