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ニッポンの社長 > インタビュー > 人材採用と育成に力を入れている社長 > 株式会社リベルワークス 代表取締役 李 亨植 

― そのような考え方をどうやって現場に浸透させているのですか?

 まず毎週月曜日に朝礼を行っています。朝礼では全社員が品質向上の取り組みを報告し、仕事に対する意識を高めています。品質向上の取り組みには、開発工数の削減など生産性向上の取り組みだけではなく、あいさつの徹底など社内コミュニケーションを活性化させる取り組みも含まれます。

 また重要な経営判断をする際は、全社員が参加する「リベルサミット」を開催しています。「リベルサミット」では、経営陣と社員に発言権の差はありません。全社員が平等な立場で、自由に意見をぶつけ合えるので、誰もが“首脳”として経営に携わることができます。ISOの取得について判断する際は、毎月のように「リベルサミット」を開いていました。他にも新規事業の立ち上げ、研修制度などについて、「リベルサミット」で意見をぶつけ合いました。

 この「リベルサミット」は経営陣からの議題がなくても、社員が議題を提案すれば開くことができます。役職、年齢、社歴は関係ありません。実際、当社の開発グループの部門編成については、若手社員の発案で決まりました。当社が「自由を創造する」会社であり続けるためにも、今後も社員に自由なフィールドを提供していきたいと考えています。

― 今後のビジョンを聞かせてください。

 医療業界は法規制や技術レベルの面で参入障壁が高い。私が中途ハンパな気持ちで会社経営をしていると、大企業の下請けにしかなれません。ですから、これからも徹底的に人材力と技術力を磨き続け、強い会社をつくっていくつもりです。

 また、当社は人との“めぐりあい”を大切にして、これまで成長してきました。社員が集まってくれたのも、クライアントとお取引ができたのも、すべては“めぐりあい”を大切にしてきた結果だと考えています。会社組織もソフトウェアも、人がいてこそ成り立つものです。これからも人との“めぐりあい”を大切にして、社員と共に成長していきたいと思います。

■ 李 亨植 (り ひょんしく)

1966年、在日韓国人3世として茨城県に生まれる。大学を卒業後、ソフトハウスに入社。システムエンジニアとして、医療系のシステム開発を手がける。2006年に株式会社リベルワークスを設立し、代表取締役に就任。同社は「感動品質の提供」を企業目標に掲げ、顧客から厚い信頼を集めている。

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プロフィール

  • お名前李 亨植
  • お名前(ふりがな)り ひょんしく
  • 出身茨城県
  • 身長179 cm
  • 体重74kg
  • 血液型O型
  • 趣味スポーツ(特に球技)
  • 家族妻と娘2人
  • 今までに訪れた国10ヵ国
  • 座右の銘自彊不息
  • 尊敬する人父母
  • 尊敬する経営者李 鳳宇
  • 尊敬する歴史上の人物李 退渓
  • 好きな言葉引き寄せる
  • 好きな作家宮部みゆき
  • 好きなスポーツサッカー
  • 好きな映画ゴットファーザー
  • 好きな女優鈴木京香
  • もし生まれ変わったら?プロサッカー選手
  • 休日の過ごし方子供と遊ぶ
  • 好きなお花胡蝶蘭
  • 好きな漢字一文字