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株式会社MiC 代表取締役 後藤 茂信

コミュニケーションの円滑化で企業にイノベーションを創造する

これまで病院を中心とした建築コンサルティングで高い実績を残してきたMiCの後藤代表が、従来のコンサルティング手法にコミュニケーションの要素を融合し、組織を活性化して新たな価値を提供する事業をスタートさせた。組織を構成するスタッフによるコミュニケーションの円滑化こそ、事業活性化を加速していく成長エンジンとなる――。優れたコミュニケーションのノウハウを活用してあらゆる業界のイノベーションを目指す後藤氏に話を聞いた。

― 御社の事業内容を教えてください。

 これまで建築関連のコンサルティングを主な事業に、中でも病院建築に特化したコンサルティングを強みとしてきました。建築の基本構想や基本計画に沿って、マーケティングや企画のほか、設計・施工など建築に関するコスト管理、工程管理を行い、運営における経営改善の提案など、入口から出口まで経営者に寄り添うコンサルティングを行うのが当社の特徴です。

 そしてもう1つ、今年から新たな事業領域として、ヒューマンスキルであるコミュニケーション力アップを軸にした企業の人材育成や企業研修をスタートして、事業の中心に据えていきたいと考えています。

 組織で働く人の意識の改善を行うことで、新たなイノベーションを提供する重要な事業と位置付けていきます。

― コミュニケーション力の重要性を認識したきっかけは何だったのですか。

 約40億円の投資で病院の新築を行うコンサルティングを担当したときのことです。竣工後1年が経ち、350名のスタッフに対して、新築した病院についての感想を5段階の評価で訊くアンケートを実施しました。すると驚いたことに、「普通」と回答した人が100人もいたのです。普通という反応は、つまりは無関心ということ。40億円の投資が、3分の1ものスタッフの心にほとんど響いていないという事実を知って衝撃を受けました。

 同時に、「どんな環境を望みますか」というアンケートで最も多かった答えが、「良好な人間関係」や「仕事が効率よく回せるようなチームワークの良い環境」といった内容でした。「病院内に休憩室が欲しい」といったハードの整備に関する答えよりも、圧倒的にコミュニケーションに関する期待や要望が多いことを知り、ソフト部分の充実の必要性を痛感したのです。

― ハード面の整備だけでは足らないと感じたのですね。

 建物を新築する場合、ハード部分は設計者と工事会社がいて、お金を払えば建物は出来上がります。けれども新築のプロセスの中で、職員の方々がどのような思いでそこに入るべきかを事前に整理して思いを共有できなければ、せっかくの投資を十分に生かし切れないことが分かりました。つまり、スタッフとのコミュニケーションが十分に成されていなければ、組織活性化の効果も半減するわけですね。

 たとえば建物の新築は、組織が転換を図るためのまたとない機会です。職員のモチベーションが高まるチャンスだからこそ、コミュニケーションを軸にした人材研修によって意識の改革を図ることが大切。スタッフのモチベーションが高く、相互にコミュニケーションが取れた状態でつくる建物だからこそ意味があるわけです。

 つまり、コミュニケーションを活発にすることが、職員相互の意識を高め、新たな価値を生んでいくプロセスにつながっていく。コミュニケーションの円滑化によって組織にイノベーションを起こすことが、私たちがこれから力を入れていく新規事業になります。

著名経営者

  • 株式会社大戸屋

    三森 久実
  • 株式会社ワークスアプリケーションズ

    牧野 正幸
  • クオンタムリープ株式会社

    出井 伸之
  • エステー株式会社

    鈴木 喬
  • 京セラ株式会社

    稲盛 和夫
  • 株式会社ディー・エヌ・エー

    南場 智子

プロフィール

  • お名前後藤 茂信
  • お名前(ふりがな)ごとう しげのぶ
  • 出身北海道苫小牧市
  • 身長180cm
  • 平均睡眠時間6時間
  • 平均起床時間7時
  • 趣味ワイン、料理、スキー、釣り
  • おススメ本アルフレッド・アドラー
  • 家族独身
  • 今までに訪れた国5ヵ国
  • 座右の銘一期一会
  • 尊敬する人野田和夫、山本五十六
  • 尊敬する経営者スティーブ・ジョブズ
  • 尊敬する歴史上の人物孫子
  • 好きな言葉袖擦り合うも多生の縁
  • 好きな歌(曲)奇跡の地球、手紙
  • もし生まれ変わったら?世界中を旅してみたい
  • 休日の過ごし方友人とホームパーティなど
  • 好きな漢字一文字
  • 出身校北海道東海大学 芸術工学部