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成増塾(株式会社スプリングスCEO) 塾長  高島 穣

高い目標にチャレンジする生徒たちの期待を裏切らない

予備校・学習塾の激戦区として知られる東京・高田馬場。ここに本校を構える成増塾は、開校以来、多くの現役高校生や浪人生を難関校合格に導いてきた。その秘訣は少人数制授業だからこそ可能な深い学びとトップクラスのプロ講師による質の高い熱のこもった指導。塾長の高島氏に独自の「成増方式」が生まれた経緯や教育哲学などを聞いた。

― 成増塾の特徴を教えてください

 成増塾は難関大学受験に特化した塾です。特徴は大きく二つあります。一つ目はプロの講師が指導をしていること。学生のアルバイト講師ではなく、受験指導のキャリアが長い、業界最高水準の講師ばかりです。二つ目は少人数制。ひとクラスの生徒数は平均10名前後で、最大でも20名。少ない場合は2、3名です。少人数制は、難関大学の受験指導において最も効果的です。今でこそ取り入れている塾はたくさんありますが、私たちは設立した20年以上前から採用しています。

 難関大学の受験では、暗記型ではなく、自分の意見や考えを求められる、思考力重視の問題が多く出されます。そのため成増塾では、生徒一人ひとりの答案に講師があらかじめ目を通して添削し、アドバイスを行っています。大手予備校では一般的な50名以上の教室だと、物理的に模範解答を紹介するくらいしかできないため、きめ細かな指導をすることができないのです。また生徒にとっては、自分の答案が採点者にどのように評価をされるかが一番の関心事です。講師は授業中に生徒一人一人の答案のどこが良くてどこが悪いかを指摘していきます。生徒は自分の答案の改善点が具体的にわかるので勉強の意欲をさらに高めることができるのです。また、講師の質の高さが一番の強みです。講師はトップレベルの指導技術と教えることへの強い情熱を持つ方だけを厳選します。その中でも私たちの想いや方針、やり方に共感し、納得してくれた人材を採用しています。

― なぜ、トップレベルの講師が集まるのですか。

 授業に使うテキストなど、自分が担当する授業の運営全てを講師に委ねており、自分の理想とする授業を実現したい講師にとっては最高にやりがいのある環境があるからです。だから、教えることに情熱を持った講師が集まるのです。また、授業の結果が目に見えて分かるので、生徒や保護者も講師を選ぶようになります。そのため、人気や実力が無い講師は淘汰され、レベルの高い講師だけが残ることになるのです。

― そうした特徴や強みをもつようになった経緯を教えてください

 私は成増塾の設立前、大手予備校で「東大進学クラス」の講師をしていました。そこは生徒数が多く、全員の答案を見ることが難しい。質問や添削の要望があっても、一人ではとても対応できません。まさに、模範解答を紹介することしかできませんでした。そのとき、「少人数制のクラスで、一人ひとりに向き合って指導をしないと生徒たち全員を志望する難関大学に合格させることはできない」と思ったのです。

 また、予備校が用意したテキストでは、生徒のレベルと合わないことがありました。画一的な内容ではなく、一人ひとりに合わせたテキストを用意できれば、生徒の理解度が深まり、講師も教えやすい。この原体験が少人数制やテキストについて講師に自由裁量をもたせてることにした動機です。

 プロ講師だけに限定しているのは、難関大学への受験指導の経験を重視しているから。成増塾も当初は、東大理科Ⅲ類の現役学生講師がいました。しかし、学生講師は受験指導の経験値が少ないので「受験生のとき、自分はこうしたから成績が上がったんだ」とばかりに、自分がやっていた勉強方法を生徒に押しつける傾向があります。しかし生徒は一人ひとりに個性があり、学力やタイプも異なります。講師の受験生時代の経験が必ずしもすべての生徒に役立つとは限りません。実際、成果や満足度にバラつきが出てしまいます。さまざまな生徒を見てきた経験豊富なプロ講師だからこそ、一人ひとりに合った最適な指導を行えるのです。

著名経営者

  • 株式会社セプテーニ・ホールディングス

    七村 守
  • 株式会社IDOM(旧:株式会社ガリバーインターナショナル)

    羽鳥 兼市
  • 伊那食品工業株式会社

    塚越 寛
  • GMOインターネット株式会社

    熊谷 正寿
  • シダックス株式会社

    志太 勤
  • テンプスタッフ株式会社

    篠原 欣子

プロフィール

  • お名前高島 穣
  • お名前(ふりがな)たかしま じょう
  • 血液型B型
  • 平均睡眠時間7時間
  • 好きな食べ物イタリアン
  • 好きな言葉臨機応変
  • 好きな映画always三丁目の夕日
  • 好きな音楽モーツァルト