ニッポンの社長

ニッポンの社長 >  子どもの未来を応援するニッポンの大人たち  > 株式会社 NED GROUP 代表取締役 竹淵 弓人

― 勉強の「量と質」を重視しているとうかがいました。

 卒塾生たちの塾での勉強時間、学校や家庭での勉強時間の統計をもとにデータベースを構築しています。そこから抽出されるのは、合格のために必要な勉強時間の総量。ここでは量が大きな問題になりますが、必要な勉強量に達していないと約9割は合格できない、というデータがあるからです。単に偏差値で輪切りにするのではなく、志望校に合格するにはどれだけの勉強時間が必要かを可視化し、そこがスタート地点になります。たとえば昨年、都立高校の不合格者はゼロでしたが、量をきっちりやったうえで、質へと転化させる指導をしていることが大きいと思います。

― 量を質に転化させる、というところをもう少し詳しく聞かせてください。

 これは表現が難しいのですが、当塾で成績が伸び、志望校に合格する子どもたちが多いのは「指導法が特別だから」ではありません。親御さんは「特別なもの」を期待されているのですが、ベースになるのは、あくまでも志望校に合格するための最低限の勉強量です。量をやったうえで、子どもの個性、志望校の傾向をふまえて学力の「質を高める」個別サポートが活きてきます。量なしで質を求めるのは、基礎のないまま応用問題、受験のテクニックを教えるようなもので、本当の学力にはつながりません。当塾に入ったからといって魔法のように成績が伸びるわけではなく、量を前提に基礎を固めた上で、個別サポートで質を高める。そういうプロセスが必要だと親御さんに理解していただきます。

― 英語を強みにするには講師の質も重要になりますね。

 その通りで、それが当塾の最大の強みになっています。MBAを修得している講師や、TESL、TEFLなどの資格をもつ講師が揃い、他塾や学校の英語の先生に教えるくらいのレベルの高さです。アメリカのトップの大学出身者・大学講師経験者もいて、これだけの陣容はほかではなかなか揃えられないと思います。最近はネイティブの講師を置くところも増えているようですが、その場合、問題になるのはコミュニケーション。教室やレベル、子ども一人ひとりの置かれている状況、志望校などをふまえて「どう教えるか」については、塾側とネイティブの講師の間できっちり理解し合う必要があります。

 当塾の場合、私をはじめ多くのスタッフが留学経験者のため、ネイティブの講師と緊密なコミュニケーションが可能です。教え甲斐と同時に働きやすさを感じてもらうため、優秀な講師が優秀な人材を紹介してくれるという、理想的な流れができていると思います。小学生向けのTOEIC、TOEFLコースでも、実績のあるネイティブの講師が教えているため質には自信があります。今後も当塾では、アメリカ人や英語圏の大学出身者を積極的に採用していきたいですね。

 マイアミ大学、ボストン大学、ワシントン大学など、アメリカの有名大学と提携した留学サポート制度もありますが、これも講師の紹介、人脈があってこそ実現したもので、これからどんどん実績をつくっていきたいと思います。

著名経営者

  • 株式会社スタジオジブリ

    鈴木 敏夫
  • テンプスタッフ株式会社

    篠原 欣子
  • 株式会社セプテーニ・ホールディングス

    七村 守
  • 株式会社IDOM(旧:株式会社ガリバーインターナショナル)

    羽鳥 兼市
  • 楽天株式会社

    三木谷 浩史
  • 伊那食品工業株式会社

    塚越 寛

プロフィール

  • お名前竹淵 弓人
  • お名前(ふりがな)たけぶち ゆみひと
  • 出身東京都
  • 趣味テニス
  • 今までに訪れた国17ヵ国
  • 尊敬する経営者スティーブ・ジョブズ
  • 尊敬する歴史上の人物坂本龍馬
  • 好きな映画恋におちたシェイクスピア
  • 出身校マイアミ大学