ニッポンの社長

ニッポンの社長 > 株式会社オフィスウェーブ/一般社団法人日本歯科プロアシスタント協会 代表取締役/理事長 澤泉 仲美子

― なぜいま、歯科助手の教育が必要なのですか。

 今の歯科医院は、患者さんが「痛いから行く」のではなく、予防を主眼にしたメンテナンス型の診療が重視されるようになっています。つまり、日常的な関わり合いの中で、患者さんに予防の必要性を訴求するためのコミュニケーションが必要になります。

その役割は治療にあたる歯科医師や衛生士ではなく、患者さんと接する機会の多い歯科助手が担うべきで、そうしたノウハウが今の歯科医院には求められているとも言えます。

 また歯科助手を育成する目的には、歯科医師や衛生士、技工士が診療に専念できる環境を作ることも挙げられます。先生たちには患者さんの治療に集中してもらい、患者さんの気持ちに向き合う部分を歯科助手が担っていけるよう成長していくことを主眼にしています。

― そのための人材育成が今の歯科医院にとっての課題であるということですか。

 そう感じます。歯科助手には、四大卒の能力の高い新卒学生や、中途採用でも多様な経歴をもつ人材が多くいます。にも関わらず、実際の歯科医院ではそうした優秀な人材を生かし切れていないケースがたくさん見受けられるのです。また彼女たち自身も、組織の中で唯一資格を持たないことへのコンプレックスを感じていることが多くあります。

 その結果、歯科助手の離職率は高く、歯科業界にとっての大きな損失になっています。私たちができることは、優秀な人材が歯科業界から離れてしまわないように、歯科助手という仕事に魅力と誇りを持たせることです。

 歯科助手に対して、日々の忙しさから教育の時間を割けないクリニックは少なくありません。だからこそ私たちは、彼女たちが歯科助手として輝けるための教育コンテンツを独自に開発・提供することで、クリエイテブで価値の高い仕事ができるやりがいや可能性を広げてあげたいと考えているのです。

― それはクリニックの経営にも好影響を与えるものですか。

 もちろんです。たとえば自費診療は確かに高額ですが、一方で患者さんの健康や審美にとても良いものです。歯科助手自身が勉強を深め、自費診療の価値や必要性を理解することで、患者さんに本来のメリットを伝えることができます。

 こうした提案力を歯科助手が身に着けることが、結果としてクリニックの売上にもつながり、経営的な貢献度も高まるのです。

 また歯科助手は、組織全体を円滑にするコミュニケーターとしての役目も担っています。患者さんとの関係性はもとより、院内の人間関係をスムーズにするコミュニケーション力を発揮できることも組織構築の部分で大きいといえます。

 こうした役割を歯科助手が担い、組織を運営できることが私たちの理想とする形であり、これからの歯科医院の良し悪しを決定づける重要なポイントになると思います。

 実際に全国の院長先生からは、「歯科助手と一緒にセミナーを受けて、クリニックが大きく変わった」という生の声を数多くいただいています。

著名経営者

  • GMOインターネット株式会社

    熊谷 正寿
  • 日清食品株式会社

    安藤 百福
  • シダックス株式会社

    志太 勤
  • 株式会社ネクシィーズ

    近藤 太香巳
  • 株式会社大戸屋

    三森 久実
  • MOVIDA JAPAN株式会社

    孫 泰蔵

プロフィール

  • お名前澤泉 仲美子
  • お名前(ふりがな)さわいずみ なみこ
  • 出身東京都文京区
  • 家族息子一人( シングルマザー)
  • 両親の職業自営業(八百屋)
  • 座右の銘自分が源泉
  • 尊敬する歴史上の人物坂本龍馬
  • 好きな食べ物肉、えび、フルーツ
  • 好きなスポーツクラシックバレエ 、フィギアスケート
  • 好きな映画ローマの休日 、プリティーウーマン、スティング、ライフイズビューティフル
  • 好きな歌(曲)ビリージョエル
  • いま欲しいプレゼント真っ赤なオープンカー、いなか暮らし
  • 好きな作家見城徹
  • 好きな女優ジュリアロバーツ
  • 趣味マラソン 、料理、読書、
    一番好きなものはやっぱり「仕事」