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株式会社ピープルディレクション 代表取締役 夏目 俊希

「いいとこ探し」で社内社外での活躍を促す

ピープルディレクション代表の夏目氏は、医療業界において、転職者のほぼ100%が期待以上の成果をあげる即戦力となることから「伝説のヘッドハンター」と呼ばれる人材コンサルタントだ。そのマッチング率は驚異の8割を誇る。面接対策をしない「いいとこ探し」をベースにし、いたずらに転職を勧めるのではなく、社内での抜擢を含めた個々人に寄り添ったアドバイスにより、口コミで評価が広がっている。同氏に事業の特色や、大切にしている想いなどを聞いた。

― 御社の事業内容を教えてください。

 一言で言うと、人材コンサルタントということになります。転職の支援ということで、ビジネス的には求める企業に転職希望者を紹介する、いわゆる人材紹介。そして、キャリア支援などの相談にも乗っています。ただし、ことさらに転職を勧め、人と企業を引き合わせてくっつけるということはしません。もちろん転職はその人のキャリアにおける重大な転機であることは間違いありません。でも5年、10年と仕事をしていく中で、今が最適なタイミングなのか、むしろその人にとっては転職をしないでそのまま今の会社で続けたほうがいい場合もあります。本人が気づいていないところを指摘し、相談に乗るというのが、私のスタンスです。また、最近では、企業の管理職などを中心とした、将来を見据えたキャリアコンサルティングなども行っています。

― 人材紹介といっても、転職ありきではないということですね。

 そうです。例えば、営業をやっていると、マーケティングの仕事をしたいと考える人も多いと思います。自分だったら優秀なマーケッターになれるのにと。それで、マーケティングの仕事を紹介してくれませんかと相談に来る人がいます。でも、そういう人は、ほとんどうまくいきません。一般的に経験がない人を中途採用することはないからです。しかし、社内でマーケティングの部署に抜擢される可能性ならある。そのための備えをしていますかと聞くと、具体的にはやっていないと答える人が多い。まず、それをやってから考えようとお話します。転職はいわば「社外への抜擢」であり、その前に「社内での抜擢」(社内での活躍)を考えるということも大切なのです。

― 夏目さんのやっていることは、一般的な人材コンサルタントの枠では語れません。そのようなことを考えるようになったきっかけはあったのですか。

 私の今の仕事の痛烈な原点になったのは、私が新卒で就職した医薬品メーカーでの経験でした。当時MR(医薬情報担当者)で入社しましたが、自分として海外志向が強く、外資系の会社だったので海外の本社で働きたいという夢がありました。入社後10年ほどしたある日、「お前海外に行きたがっていたよな。米国本社へのマーケティング研修に推薦しておいたよ」と言われたのです。まさに社内の抜擢でしたが、それは実は叶いませんでした。若気の至りで、自分本位に行動をとったために上司や周りに迷惑をかけ、自らチャンスを不意にしてしまったのです。後で振り返れば、それは私にとって大きな転機だったわけです。私は大きなチャンスをふいにしました。ですので、他の人にはぜひそのようなチャンスを確実にものにし、活かして欲しいと強く願っているのです。

著名経営者

  • 株式会社ドリームインキュベータ

    堀 紘一
  • MOVIDA JAPAN株式会社

    孫 泰蔵
  • 楽天株式会社

    三木谷 浩史
  • 株式会社ファーストリテイリング

    柳井 正
  • 株式会社ネクスト

    井上 高志
  • 澤田ホールディングス株式会社

    澤田 秀雄

プロフィール

  • お名前夏目 俊希
  • お名前(ふりがな)なつめ としき
  • 趣味釣り、ドラム
  • おススメ本戦いいまだ終わらず
  • 座右の銘人事を尽くして天命を待つ
  • 好きな食べ物ラーメン、ステーキ、寿司
  • 好きな作家落合信彦、垣根涼介
  • 好きな女優竹内 結子
  • 好きなミュージシャンコージー・パウエル
  • もし生まれ変わったら?スペイン辺りの漁師
  • オススメの飲食店いきなりステーキ