ニッポンの社長

ニッポンの社長 > 株式会社リアホールディングス 代表取締役 白倉 貴之

― しかし、社員全員が同じように成長できるものでしょうか。

 もちろん、全員が同じスピードで成長できるわけではなく、個人差はあります。ただ、私が厳しく指摘しているのが「明日やればいい」という考え方です。「今日の分は明日がんばろう」といいながら今日できなかった人は、明日も明後日もできないことがほとんど。しかもそういう人が何人かいると、われわれのような会社には大きな負担になります。

 ですから、年間目標は月割り、週割り、そして日割りにして、今日やるべきことは今日やる。それを徹底してきました。

― そのような高い意識を社員に持たせるために、どのようなことを心がけていますか。

 社員が高い意識を持てる根底にあるのは、「会社愛」だと思います。「この会社が好きだ」「この会社のために貢献したい」と思えてはじめて、仕事へのモチベーションも高まります。また、当社は平均年齢25歳という若い会社で、採用はほぼ新卒に限ってきました。経験者を採用するのが効率的かもしれませんが、他の会社に染まっていると純粋に夢を語れない場合が多い。同世代の、しかもこの会社しか知らない人材の集まりですから、自然に「みんなで一緒に成長しよう」という家族のような意識が芽生えていたのかもしれません。

 そこで私が心がけているのは、社員と話す時間をなるべく多くとること。月に一回、会社で「社長を囲む会」という名のもとに鍋パーティを開きますが、材料を用意するのも調理するのも私。週に何回かは社員と食事をする場も必ずつくるようにしています。

 また、どのような人を誘うかという基準は特にありません。成績優秀者はもちろん、目標を達成していない人も誘いますが、後者には勘違いしないように「今日は特別、次は成績優秀で呼ばれるように頑張れ」と伝えるようにします。このような時間を社員と共有することも、重要なマネジメントの一つではないでしょうか。

― 平均年齢は25歳ということですが、経験の少ない20代が活躍できる理由もその辺りにありそうですね。

 ええ。自分が会社を支えているという意識で働ければ、やる気が違うし吸収も早い。それが若くても結果を出せる大きな理由です。

 また、当社は社員の夢を後押ししる制度が2つあります。1つは「夢チャレ」というビジネスプランコンテストで、社員が新規事業を役員にプレゼンするものです。承認されれば新事業を創出できるので、社員の夢を実現する好機の場といえます。

 もう1つは「ドリサポ制度」という評価制度。半年に1度の査定で高い評価を取り続けた人が一定の基準を満たすと、事業の立ち上げや事業部の責任者になる権利を得られるものです。今すぐに夢がなくても、会社の成長に合わせて自分の成長をし続けた人は、夢が見つかった際にいつでも実現できる制度となっています。

著名経営者

  • シダックス株式会社

    志太 勤
  • 株式会社サイバーエージェント

    藤田 晋
  • エン・ジャパン株式会社

    越智 通勝
  • エステー株式会社

    鈴木 喬
  • 京セラ株式会社

    稲盛 和夫
  • 日本食研ホールディングス株式会社

    大沢 一彦

プロフィール

  • お名前白倉 貴之
  • お名前(ふりがな)しらくら たかゆき
  • 出身東京都
  • 身長165cm
  • 体重60kg
  • 平均睡眠時間5時間
  • 平均起床時間8時
  • 趣味志事(しごと)
  • おススメ本『道をひらく』 松下幸之助(著)
  • 家族3人
  • 今までに訪れた国6ヵ国
  • 座右の銘諦めなければ夢は叶う
  • 尊敬する人父、松下幸之助
  • 好きな食べ物カレーライス
  • 嫌いな食べ物紅ショウガ
  • 今日の財布の中身10万円