ニッポンの社長

ニッポンの社長 > 株式会社リレーションシード 代表取締役 荻窪 陵二

― セールスプロモーションの実施例にはどのようなものがありましたか。

 最近では低血糖症の症状改善を仕事にするトレーナーの方のプロモーションをサポートした例があります。低血糖症は今や日本の約6割の人がリスクを抱える生活習慣病で、症状が進むとうつ状態になったり、仕事をする気が失せるなど気力が大きく落ちていきます。カウンセラーとしてそうした患者さんの精神的なケアをしたい、低血糖症のリスクの認知を広めて予防を促したいというのがその人の「やりたいこと」でした。

 問題は収益性の部分でした。社会的にも意味のあるその仕事をどのようにマネタイズするか。それができなければ事業を続けることはできません。それを商品の作り方から企画、集客までを一貫して考えていき、成果につなげることができました。

 お客様の問題を解決することができるサービスを構築し、彼自身も収益を得ることができ、活動に影響を受けた人がそれを広めていきたいと考える。セールスプロモーションによって起こるシナジーによって、活躍する人が増えていく社会に変わっていくことになればうれしいですね。

― 御社がクライアントをサポートする際に重視していることは何ですか。

 自分の考えが正解かどうかを疑い続けていくことです。物事の本質は一つなので、そうすることで何をどうすればいいかが見えてくる。そして、商品やサービスをもつ起業家があきらめない姿勢を見せ続け、周囲に貢献できる姿勢さえあればビジネスは回るはずなんです。だから私は、そんな姿勢を見せ続けてくれる起業家には、私自身が絶対にあきらめることなく成果が出るまで向き合い、応援し続けます。

 私のコンサルティングは突飛な科学やノウハウを用いるのではありませんし、決して小手先のテクニックを教えるものではありません。人間の本質的な部分に関わる要素から積み上げた原理原則を、ビジネスに応用することなんですね。

― 具体的にはどのような手法なのですか。

 たとえばプロモーションにおけるベースになるのは、人の「欲しい」という気持ちをどうセールスに落とし込んでいくかです。ユーザー側に「欲しい」という気持ちを生み出し、それを冷めさせないための状況をいかにつくるかが本質なのです。

 その意味では、当社がサポートするクライアントには確かな成果が出ている人がほとんどです。その秘訣が、人間の本質を見極めた原理原則を重視すること、あきらめないこと、もう1つ大事なことは、最終的な決定権を本人に委ねることです。

 コンサルタントは「こうしたほうがいい」「こうしなさい」という指示型である場合が少なくありませんが、それでは人というのは反発しがちで、モチベーションは上がりません。あくまでも考える材料だけを与えてあげて、決定権は本人に委ねることが大事。本人のやりたいという思いを導いていくから成果が出るんです。

 言い替えれば、「好きなこと、やりたいこと」を本人の内側から引き出し、ビジネスとして実践することを促してこそ成果を導くことにつながるわけです。そうやって1人ひとりに向き合うコーチングの手法を重視していますね。

著名経営者

  • 株式会社リンクアンドモチベーション

    小笹 芳央
  • GMOインターネット株式会社

    熊谷 正寿
  • テンプスタッフ株式会社

    篠原 欣子
  • 株式会社サイバーエージェント

    藤田 晋
  • シダックス株式会社

    志太 勤
  • 株式会社ファーストリテイリング

    柳井 正

プロフィール

  • お名前荻窪 陵二
  • お名前(ふりがな)おぎくぼ りょうじ
  • 出身神奈川県
  • 趣味スノーボード・ゴルフ
  • 家族父・母・姉・兄の5人家族
  • 好きなミュージシャンサザンオールスターズ