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創信学院 代表 片野 信也

「1校集中主義」の教室が生徒1人ひとりの未来を創る

少子化が進むいま、学習塾が打ち出す個性や強みも多彩な広がりを見せている。有名校や難関校への進学率を競う塾が目につく一方で、まったく違う価値観をもつ唯一無二の学習塾も存在する。千葉県印西市で2013年にスタートした創信学院は、対象を印西中学の中学生に特化した「1校集中主義」を掲げる学習塾。対象エリアを広げて生徒の数をより多く確保するビジネスモデルの逆を張り、1校の生徒に絞り込んで募集する特色ある運営方法を貫いている。生徒に1人ひとりに正面から向き合い、情熱あふれる指導を行う片野代表に話を聞いた。

― 御社の事業内容を教えてください。

 中学1年生から3年生を対象にした学習塾の運営を行い、千葉県の公立高校の受験科目である国数英理社の5教科を教えています。生徒数は1学年15名までの少人数制。ほかに小学6年生のクラスも最大15名で受け入れています。

 カリキュラムの目的には、第一志望の高校に合格するための受験対策と、学校の成績を上げるための学習の2つの面があります。ただ、千葉県の中学は公立の高校を志望する子が9割超です。公立高校の入試では中学で習うこと以上の問題は出ませんから、学校の授業の延長線上に入試があるとの位置付けで、日頃の授業をしっかり理解しながら、入試においてもしっかりと勝てるカリキュラムにしています。

― 塾としての特徴点はどこにありますか。

 最も大きな特徴は、当塾は地元の印西中学校の生徒に特化した「1校集中主義」である点です。私はこのスタイルで塾を運営することにこだわって創信学院を立ち上げました。

 塾の授業も同中学の授業の進み方に沿った中で行い、塾で学んだことが学校で出るような予習と、学校の授業をフォローする復習を重視して行っています。少しでも学校の授業が楽しいと思ってもらえるようにサポートするのが私の役割ですね。

 もちろん当塾で試験勉強を頑張り、難関校と言われる進学校に見事合格した生徒もいます。けれども、偏差値が高くて著名な高校にどれだけ受かるかということは、私はまったく気にしていません。とにかく全員が第1志望に受かることが一番の目標であり、目指すべき道だと考えています。

― 「1校集中型」のスタイルによるメリットは何でしょうか。

 生徒にとってはあくまでも学校の授業がメインです。塾を1校集中型にすることで、学校の授業の方針や進み具合に塾の授業をうまく落とし込んだ教え方ができるので、成果がすごく上がるのです。

 生徒たちは普段の授業にもスムーズに入れるようになりますし、テストも細かな対策ができるようになります。勉強に対する安心感が持てるようになりますね。


― 生徒を多方面から受け入れて拡大することを考えず、なぜ1校集中型にしたのですか。

 これは私の塾運営に対する想いにつながるのですが、「教室が1つのチームになってほしい」という考えからでした。中学を卒業したあと、地元のみんなで集まろうというときには、部活やクラスの仲間で集まりますね。

 でも、不登校だった子やいじめにあっていた子など、中には学校のクラスにいい思い出がない子だっています。だからこそ将来、中学の仲間たちで集まれるような場所を塾の中に作ってあげたいと思ったんです。

 卒業したときに「中学時代は楽しかった」と思える自分であってほしい。僕自身、中2の時が人生でいちばん楽しかったんですね。だから生徒たちが高校や大学に進み、社会に出た後でも地元に帰れる場所を作ってあげたい。そのためにも、同じ中学の仲間たちで同じチームとしての結びつきを大事にしてあげたいと考えたのが理由でした。

著名経営者

  • テンプスタッフ株式会社

    篠原 欣子
  • 株式会社ディー・エヌ・エー

    南場 智子
  • SBIホールディングス株式会社

    北尾 吉孝
  • 株式会社IDOM(旧:株式会社ガリバーインターナショナル)

    羽鳥 兼市
  • 京セラ株式会社

    稲盛 和夫
  • 株式会社スタジオジブリ

    鈴木 敏夫

プロフィール

  • お名前片野 信也
  • お名前(ふりがな)かたの しんや
  • 出身千葉県
  • 平均睡眠時間5時間
  • 趣味野球、麻雀、バイク
  • 両親の職業教師
  • 座右の銘義を見てせざるは勇無きなり
  • 尊敬する人高校時代の野球部監督
  • 尊敬する歴史上の人物吉田 松陰
  • 思い出に残るプレゼント生徒からもらった手紙