ニッポンの社長

ニッポンの社長 > 株式会社アーバネットコーポレーション 代表取締役社長 服部 信治

株式会社アーバネットコーポレーション 代表取締役社長 服部 信治

「ものづくり」へのこだわりが日本の住空間を変える

開発エリアを東京23区駅10分以内の立地にこだわって投資用ワンルームマンションの開発・1棟販売を展開。監査役・社外取締役・子会社まで含んで50名という少数体制に象徴されるスリムな経営手法の一方で、売上規模は年間150億円を超える。最小最大の法則を地で行く最強のビジネスモデルで成長を続けるのがアーバネットコーポレーションだ。投資用ワンルームマンションの開発・1棟販売(卸売)に特化する独自のビジネスモデルで業界内にニッチながらも確固たる地位を築く同社。2007年にジャスダック上場も果たし、永く成長し続けるための基盤を築いていく服部代表に話を聞いた。

― 御社の事業内容を教えてください。

 投資用ワンルームマンション「アジールコート」の開発・1棟での販売を事業の中核としています。設計と開発に特化し、最大限にアウトソーシングを使いながら、分譲用コンパクトマンション「アジールコフレ」やファミリーマンション「グランアジール」も展開しています。2017年6月期からは戸建物件やアパート開発も手がける予定です。

― いわゆるマンションデベロッパーといわれる立ち位置ですか。

 一般的にはそのように言われますが、当社の場合は他社とは少し異なる独自のビジネスモデルを確立しています。
 マンションデベロップメントは土地を購入して設計し、ゼネコンに施工を発注して、お客様に分譲・販売するところまでを行います。しかし当社の場合は、このうち分譲・販売を行いません。マンション竣工後、1棟で売却する(卸売)ビジネスモデルなのです。売却先はマンション販売会社や個人の不動産投資家、不動産ファンドなどで、一般のマンションデベロッパーとは違った独自性の高い事業を行っています。

― 1棟販売のビジネスモデルで得られるメリットは何でしょうか。

 まずは営業スタッフがいらないことによる固定費削減と、販売リスクの極小化というメリットでしょう。当社では、マンション着工時には売却先がほぼ決まっています。
 1棟ごとの売却先を次々と決めていくことで、新しい開発物件を続々と手がけることができ、そのことによって小さな組織で大きなビジネスを行うことが可能になります。少人数で多くの売上を上げられるのがこの事業モデルの特長です。

 ちなみに2015年6月期では従業員1人あたりの売上平均が3億6,000万円、純利益平均で2,600万円を挙げるなど、非常に効率の良いビジネスが展開できていると思います。

― それはどのような考えから生まれた事業モデルなのでしょうか。

 もともと私自身、一級建築士として「ものづくり」にこだわってきたからです。自分の経験を活かして、マンション開発の前半部分、つまり「ものづくり」と「理想の住空間づくり」に注力したビジネスモデルを確立したいと考えたことが大きかったですね。

 マンションデベロッパーの多くは、営業出身の社長が設立し、営業力で開発物件を販売するのです。当社は、営業力ではなく、商品力で開発物件を販売する。つまり良い開発物件は売れるのだという信念です。

著名経営者

  • 株式会社ファーストリテイリング

    柳井 正
  • 澤田ホールディングス株式会社

    澤田 秀雄
  • 株式会社IDOM(旧:株式会社ガリバーインターナショナル)

    羽鳥 兼市
  • 株式会社壱番屋

    宗次 德二
  • 株式会社サイバーエージェント

    藤田 晋
  • 株式会社インテリジェンス

    鎌田 和彦

プロフィール

  • お名前服部 信治
  • お名前(ふりがな)はっとり しんじ
  • 出身福岡県
  • 趣味ゴルフ