― 起業された経緯について教えてください。
高校卒業後に上京し、色々な職を転々としていました。居候先を追い出されて、渋谷のハチ公前で3日間ほど野宿したことも(笑)。その後、運良く優しい大家さんとの出会いがあり、紹介してもらったのが投資用ワンルームマンションの大手デベロッパーだったのです。当時20歳、私の不動産会社キャリアの始まりでした。
当時の投資用不動産の営業は超が付くほどの体育系。はじめの半年は成果も挙がらず、毎日のように怒られながらも、上場企業の方やドクター・投資家の方々と対等に向き合える「やりがい」を心の支えに頑張ることができました。
生活もギリギリで、よくインスタントラーメンに実家から送ってもらったそうめんを替え玉にしてお腹を満たしていたもの。今となっては良い思い出です(笑)。
野球をずっとやっていたことから整体マッサージの仕事に興味をもち、一度転職したこともありましたが、やはり実力勝負の不動産営業の醍醐味が忘れられず、25歳の時に最初に入社した投資用不動産のデベロッパーに再入社。この頃から自分の中で一つの疑問が芽生え始めたのです。
「もっとお客様が不動産投資を始めやすい物件は無いのか?もっと違った提案方法は無いのか?」。その思いは次第に強くなり、28歳の年に独立を決意して退職しました。
最初は日中を不動産の営業活動で動き回り、夜は冷凍倉庫でフォークリフトのオペレーターのアルバイトで生活費を稼ぐという日々でした。
そして多くのお客様との人間関係も生まれ、たくさんの励ましをもらいながら、家族や元上司・取引先や同業の仲間の支えもあって、4年前の30歳の時に株式会社ライフアートエージェンシィを設立することができたのです。
― 古屋代表が日頃から大切にしている思いは何でしょうか。
「快適な未来を共に創る」という理念のもと、お客様のライフプランに沿った物件を紹介し、お客様と歩幅を合わせたプランニングを心掛けています。コミュニケーションを重ねながら、お客様が考える「快適な未来」を一緒に実現していくことが私たちの使命です。
その方法や提案は、社員一人ひとりが自分の考えるやり方で果敢にチャレンジしていってほしい。私自身それを応援していきたいという気持ちですね。
― 今後のビジョンについて教えてください。
不動産投資をもっと多くの方に知っていただき、身近に感じてもらえるようなセミナー事業やスクールを開催していきたいと思います。そしてオーナー同士が情報交換できるようなコミュニティーを作っていくことを目指します。
お互いの交流を深めていける場を提供して、先輩のオーナーから、これから不動産投資を始める方々の「未来」に向けてアドバイスしてもらえるような意見交換の場を、これから当社で創っていきたいですね。
また「生涯パートナー」として、不動産を管理する法人設立やドクターの開業支援・起業のコンサルティングもしていきたい。
そして福利厚生の強化や社員旅行の企画など、社員のみんながもっと働きやすい環境作りを進めていくことも目標。社員一人ひとりのなりたい人物像やビジョンを共有することを大切にしながら、お客様だけでなく社員みんなと一緒に快適な未来を創っていきます。
■ 古屋 勝啓 (ふるや かつひろ)
1981年生まれ。兵庫県伊丹市出身。高校卒業後に上京し、20歳のときに投資用ワンルームの大手デベロッパーに入社、投資用不動産の営業職で実績を積む。その後ノルマ偏重の業務内容に疲弊し転職。約3年間、整体師として仕事をする。しかし実力次第で収入が上がる不動産営業の醍醐味が忘れられず、最初に入社した大手デベロッパーに再入社。その後、自身で不動産ビジネスをしたいと考え28歳の時に独立。2年後の2012年に株式会社ライフアートエージェンシィを設立し代表取締役に就任した。
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プロフィール
- お名前古屋 勝啓
- お名前(ふりがな)ふるや かつひろ
- 出身兵庫県
- 身長170cm
- 体重66kg
- 血液型A型
- 趣味野球 ゴルフ 麻雀
- おススメ本夢をかなえるゾウ
- 家族妻と愛犬
- 座右の銘知覚動考~ともかくうごこう~
- 尊敬する人父親
- 好きな食べ物ラーメン 寿司
- 好きなスポーツ野球
- 好きな映画岸和田少年愚連隊
- 好きなミュージシャンケツメイシ、Mr.Children
- もし生まれ変わったら?自分
- 出身校履正社高等学校