ニッポンの社長

ニッポンの社長 > 株式会社アクトコーヒープランニング 代表取締役 阪本 義治

― 阪本代表がコーヒーと出会ったのはいつだったのですか。

 飲食チェーンで店舗経営の仕事をしていたときに、ある大手のアミューズメント企業が新たにカフェ業態をスタートさせることになり、店舗運営の担当者として私に声をかけてくれたのが最初でした。当時、私はコーヒーについては知識も経験もまったくなく、カフェ業態について学ぶために会社命令でアメリカへ研修に出されたのです。

 大変驚いたことに、アメリカの研修先ではスペシャルティコーヒーを極めた著名な先生方がズラリそろっていて、コーヒーについてのノウハウを徹底的に習うことができたのです。

 特に毎日徹底的に叩き込まれたのが、コーヒーの味の違いをきき分けるカッピングというスキルでした。いわゆるテイスティングですが、目の前に並んだ10種類以上のカップに入ったコーヒーの味わいについて細かく検証していくものです。味の違いを個性として捉え、それを自分の言葉で表現して説明する技術について毎日繰り返し実践しました。

 ちょうど日本にはまだ現在のようなバリスタという言葉が根付いていなかった時代です。アメリカで一般の人たちが1日に何度もカフェで気軽にコーヒーを楽しむ姿を見ながら、コーヒーの深い魅力を知り、それを日本で伝えることに意義を感じるようになりました。

 日本に戻り、本当に美味しいコーヒーを多くの人に提供できるプロのバリスタを育てたいと考えたのです。

― それ以来、優れたバリスタを数多く輩出してきたわけですが、プロのバリスタとして必要な要素とはどのような点でしょうか。

 確かな技術に基づいて、エスプレッソやカプチーノをお店できちんと淹れられることはもちろんです。そして、お客様の好みや味覚、ご家族の人数や毎日コーヒーを飲む量などを勘案して、どんな銘柄を選び、一度にどのくらいの量を購入すれば良いかなどを細かく提案できなければなりません。

 そしてもう1つは、エスプレッソやカプチーノの抽出器は非常に高価ですから、それに代わるものとして相応しい、自宅でのコーヒーの上手な淹れ方なども教えてあげられることが望ましいでしょう。日々の勉強に裏打ちされた豊富な知識と確かな技術があってこそ、お客様のあらゆるニーズに応えられるバリスタとして活躍できると言えますね。

― バリスタの育成について大切にしていることを教えてください。

 優秀なバリスタを育てて、それを店舗の強みにしていくことでクライアント企業の成長に寄与できると考えてきました。それと同時に、私はバリスタの育成が従業員の人間教育にもつながると考えて実践しています。

 企業に「バリスタの教育は社員への投資」という認識をしてもらうと同時に、社員にも、投資してくれている上司や経営者への感謝の気持ちを持ってもらう。従業員の会社への帰属意識を高め、ロイヤリティを上げるツールとしてバリスタを使ってもらうという位置づけでも私はいいと思っています。

 少子化が進む現代社会だからこそ、採用も昔のように簡単ではありません。企業も少数精鋭で戦力を底上げしていかなければなりませんし、スタッフのほうもその企業で自身の新たな可能性を追求してほしい。社員の成長につながり、会社の人的リソースの価値も高まるという意味でも、企業におけるバリスタ教育はメリットが大きいのではないかと考えています。

著名経営者

  • 株式会社堀場製作所

    堀場 雅夫
  • 株式会社IDOM(旧:株式会社ガリバーインターナショナル)

    羽鳥 兼市
  • 澤田ホールディングス株式会社

    澤田 秀雄
  • 株式会社ドリームインキュベータ

    堀 紘一
  • 株式会社セプテーニ・ホールディングス

    七村 守
  • 株式会社ネクスト

    井上 高志

プロフィール

  • お名前阪本 義治
  • お名前(ふりがな)さかもと よしはる
  • 出身北海道札幌市
  • 身長182cm
  • 体重78kg
  • 血液型AB型
  • 平均睡眠時間5.5時間
  • 平均起床時間6時
  • 趣味スイーツを食べる、読書
  • おススメ本完本 危機管理のノウハウ
  • 両親の職業テーラー
  • 今までに訪れた国20ヵ国
  • 好きな食べ物担々麺、チョコレート、甘い物
  • 嫌いな食べ物特になし
  • 好きな作家佐々淳行(作家ではないが)
  • 好きな映画レッド・ドラゴン
  • もし生まれ変わったら?今の自分でいい
  • 休日の過ごし方のんびりする、甘いものを食べる
  • 今日の財布の中身30,000円