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ニッポンの社長 >  子どもの未来を応援するニッポンの大人たち  > AEC / 安元音感ピアノ教室 代表取締役 千吉良正明 / 安元智恵美

― 幼児期に育むべき「人間力」とはどのようなものですか。

千吉良:将来、自分が幸せな人生を歩めるかどうか、その幸せの形はもちろん人それぞれです。ただし、それを導くための土台づくりは誰でも、あらゆることを吸収できる幼少期に培うことが必要であり、それを幼児期の「人間力」教育と位置づけています。

 そのために教室の中で、「自分はできる」という自信を持たせてあげることを意識しながら、子どもの自己肯定感を育む教育を実践しているんです。

 1歳~5歳くらいまでの子どもは素晴らしい能力をもっていて、たとえば英語でも繰り返し教えれば、教わった言葉をスポンジのようにどんどん吸収していくことができます。

 その過程で必要なのは、遊びだと思わせて楽しませながら教えること。覚えることが楽しくなるとともに、「自分はできる」という自信が自然と備わり、自己肯定感をベースにした人間力を育むことにつながるわけです。

安元:こうした幼児期から絶対音感を身につけることで、脳に良い影響を与えて、子どもの可能性を広げることにもつながります。この時期に何をやらせるかはとても大事で、語学や音楽は非常に意味があるといえるのです。

 同時に子どもと確固たる信頼関係をもって教えることは、その子たちの人間力を育む上で重要で、いかに上手にコミュニケーションをとるかが大切になります。

 私はもう30年くらいピアノを教えていますが、それこそ子どもの頃から大人になるまで、1人の生徒の人生に長いスパンで関わっていきます。親とは異なる、別の信頼できる大人の立場から長く接することで、子どもの人間力の形成を違った角度からお手伝いできると思います。

― たとえばどのような点でしょうか。

安元:きちんとした幼児教育を実現させていくためには良い指導者も大切ですが、親御さんの幼児教育に対しての正しい理解があることが不可欠です。

 それを踏まえ、私たちの教室では、生徒だけでなく保護者の方にもお子様に対する接し方や幼児教育に対する考え方を学んでもらえる取り組みをしています。

 たとえば、ピアノの指導を実際に保護者の方に見てもらい、レッスン後に子どもさんの様子について相談をお受けしたり、アドバイスを行っています。また授業とは別に集まっていただいて話をする機会を設けたり、SNSを利用して連絡を取り合って情報を共有するなど、親御さんにも学びの場を積極的に提供したいと考えているんです。

千吉良:その子の個性を生かし、しっかりとコミュニケーションをとって、子どもの自己肯定力を伸ばしてあげることを考える。それをご家庭でも継続して実践してもらえれば、子どもは自分を信頼してくれることが分かるようになり、それが後に人間として必要になる力を育む土台へとつながります。

 その素地を築くために大事な時期が1~5歳のときであり、同様に親御さんにとっても子どもにどう接するかが大事な時期でもあります。

 私たちも、親御さんにもぜひ学びを共有していただき、何かのヒントを与えてあげたい――。そう考えて、一緒になって教室を前に進めていきたいと考えながら取り組んでいます。

著名経営者

  • 株式会社リンクアンドモチベーション

    小笹 芳央
  • 株式会社堀場製作所

    堀場 雅夫
  • 株式会社IDOM(旧:株式会社ガリバーインターナショナル)

    羽鳥 兼市
  • 株式会社ホリプロ

    堀 威夫
  • テンプスタッフ株式会社

    篠原 欣子
  • 株式会社ドリームインキュベータ

    堀 紘一

プロフィール

  • お名前千吉良 正明 / 安元 智恵美
  • お名前(ふりがな)ちぎら まさあき / やすもと ちえみ