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ニッポンの社長 > アンブロシア株式会社 代表取締役社長 志賀 惠子

― アレルギー検査キットの他に、どのような検査サービスを扱っているのですか。

 これまで、アレルギー検査キットをスタートに10年以上事業を行ってきた中で、先生方からの要望にお応えしながら、様々な角度から体の状態を調べられるように、検査サービスのラインナップを増やしてきました。

 たとえば、腸内環境を検査する「消化管健康診断パネル」は、腸内細菌叢の状態、真菌や病原菌、炎症、pH値、寄生虫の有無などを調べることができます。さらに、日常の慢性的なストレス・疲労をチェックするための「副腎ストレス指数パネル」や、生活環境から体内に取り込まれる有害な化学物質の蓄積を調べる「環境汚染物質検査」、唾液を使った「女性・男性ホルモン検査」、「骨質健康診断検査」も行っています。

 提携する米国の研究所では、体内の様々な健康リスクを調べる検査の開発を積極的に行っており、今後は、世界初となる唾液中の重金属検査などもご提供を始める予定です。

― 検査事業とともに注力している、食品分野の事業についても教えてください。

 言うまでもなく、アレルギーの直接の原因となるのは食品です。人間が健康を得るためには、日頃の食生活の見直しが絶対に欠かせません。だからこそ、当社は食品事業に力を入れていきたいという思いがあるのです。

 食品事業では、アレルゲンフリーの素材にこだわり、オーガニック食材や小麦粉を含まない代替食品など、アレルギーのある方でも召し上がれるようなものを中心に輸入販売を行っています。

 特に日本では、昔からの食中毒を恐れる国民性が影響して、食品に添加 物を加える習慣が根付いていました。ただ近年は健康志向の高まりから、添加物の入っていない食品を摂ることの重要性が認識され始めています。

 また最近では予防医学の考え方が広がり、病気になる前に自分の身体の状態をチェックして、セルフケアによって予防を促す意識が重視されつつあります。身体に良い食品や、手軽に検査が行えるサービスを広く世の中に提供し、健康な身体づくりを実現するお手伝いをしたいと考えているのです。

― 志賀代表は、なぜこうした事業を始めようと考えたのですか。

 大学卒業後、外資系企業で働いていた際、まだ若い同僚の突然死を経験し大きな衝撃を受けました。また、自分自身も歳を重ねるごとに「疲れやすい」などの体の不調を感じるようになり、健康であることの大切さを痛切に感じるようになったのです。

 次第に健康と幸せに貢献する仕事に就きたいという気持ちが高まり、自分に何ができるかと、毎日考えるようになりました。

 遅延型アレルギー(食物過敏症)というものの存在、そして、アメリカにはそれを調べることができる検査があることを知った時、この検査を日本に広めることによって原因不明の慢性症状にお悩みの方々のお役に立てるのではないかと考え、起業に至りました。

著名経営者

  • 株式会社ワークスアプリケーションズ

    牧野 正幸
  • MOVIDA JAPAN株式会社

    孫 泰蔵
  • 株式会社ネクスト

    井上 高志
  • 株式会社ファーストリテイリング

    柳井 正
  • 株式会社ジャパネットたかた

    髙田 明
  • エステー株式会社

    鈴木 喬

プロフィール

  • お名前志賀 惠子
  • お名前(ふりがな)しが けいこ