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ニッポンの社長 > インタビュー > 理念・ビジョンを大切にする社長 > 株式会社フォーバル 代表取締役会長 大久保 秀夫

― なぜ、東南アジアでの教育支援に力を入れているのですか。

 人口減少期に入り、国内マーケットが縮小する日本は、人材の面でも経済の面でも海外との協力が必要。なかでも、大きな伸びしろがあるASEANとの連携が大切だからです。

 しかし、ASEANでは教育インフラが整っていない国が多く、人材を育てようにもその環境がない。そこで、公益財団法人CIESF(シーセフ)を通じ、日本語学習をカリキュラムに組み込んだ教育を無償で提供する職業訓練校を運営しているのです。まずカンボジアから開始しましたが、いずれ教育インフラを必要としているASEAN各国にこの輪を広げていきたいですね。そして、ここの卒業生には、将来、日本とASEANをつなぐ架け橋になってほしい。根底にあるのは、ASEANの人材を必要としている日本企業も、現地の社会も、みんなが幸せになれる環境をつくりたいという想い。時間はかかりますが、それも私の使命のひとつです。

― 最後に、継続経営をめざす中小・ベンチャー企業の経営者にメッセージをお願いします。

「自分のやっていることは正しい」と信じ、先頭に立って旗を振り続けてほしいですね。辛抱強く、あきらめない強さを持ち続ければ、克服できない壁はありません。

 私は「まず動け、道はそこから拓かれる」という言葉を自分の指針としています。経営者としての使命感を大切にし、創業精神を忘れずに挑戦を続けていけば、どんな困難に直面しても継続経営への道は必ず拓かれるでしょう。

■ 大久保 秀夫 (おおくぼ ひでお)

1954年、東京都生まれ。國學院大學法学部卒業後、アパレル関係企業などを経て、1980年に25歳で新日本工販株式会社(現株式会社フォーバル)を設立し、代表取締役に就任。1988年、店頭登録銘柄(現JASDAQ)として株式公開。同年、社団法人ニュービジネス協議会(現公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会)から「第1回アントレプレナー大賞」を受賞。その後も、情報通信業界で数々の挑戦を続け、従業員数約1,600名(海外子会社含む)、法人クライアント数10万社、上場会社3社を含むグループ企業28社を抱えるベンチャーグループに成長させた。2010年、代表取締役会長に就任。カンボジアをはじめとした途上国における高度人材の育成を支援する「公益財団法人CIESF(シーセフ)」理事長も務める。『「社長力」を高める8つの法則』(実業之日本社)、『在り方』(アチーブメント出版)など著書多数。

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プロフィール

  • お名前大久保 秀夫
  • お名前(ふりがな)おおくぼ ひでお