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ニッポンの社長 > 株式会社グロウスト 代表取締役社長 伊藤 惇

― どのような方式なのですか。

 ITエンジニアにとって大きなメリットとなるふたつの要素から構成されています。ひとつめが「案件選択制度」。簡単にいえば、「ITエンジニア自身が自分の携わる案件を選ぶ」というものです。ふたつめは、「単価評価制度」。「自分についての情報がすべて開示される」というものですね。

 もうちょっと詳細に説明しましょう。まず、「案件選択制度」について。この「案件選択制度」は読んで字のごとくで、ITエンジニアが自分で参画案件を選べるという制度です。

 そのITエンジニアのスキルや経験、本人の要望などにもとづき、多くのお客さまから案件情報を提供していただきます。それを候補案件として、そのままITエンジニアに開示し、自分が参画する案件を選んでもらうのです。お客さまからいただいたものを「そのまま」開示しているので単位金額、つまり単金など、通常は本人に公開されない情報もすべて見ることができます。

 この情報開示は社内システムから24時間365日、いつでも見られるようになっているので、業務が忙しくても、空いた時間に吟味して案件を選べるんですね。多くの案件が寄せられるのがつねなので、「希望にあう案件が多すぎて、選べない!」なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

― もうひとつの「単価評価制度」について、解説をお願いします。

 こちらは評価についてのものなのですが、「単価評価制度」を採用した企業では、本人が携わっている案件でかせぎだしている粗利率をもとに、昇給や賞与の額が決まるようになっています。

 つまり「お客さまからいただいた単金と、自身の給与などの合計をもとに決まる」ということですね。情報はすべて社内システムで公開されていますし、粗利率の計算は自動的におこなわれます。ですから、自分のがんばりがそのまま昇給や賞与の金額に比例するようになっているのです。

 この評価制度は、あくまでその期の昇給や賞与についてのみ影響しますので、毎月の給与が単金などによって変動する、ということはありません。あくまでもプラスαの部分が変わってくるというイメージですね。

― 異色ですね。SES事業を行っている企業の多くは、「お得意さま」にしている顧客から案件を受注し、エンジニアに「あなたはこのプロジェクトへ行ってください」とあてがっている印象があります。

 まさにおっしゃるとおりの状況が「あたりまえ」ですね。私自身、ITエンジニアだったころは、そのようなカタチで案件が決まりました。会社から「お得意先の案件だから、この案件でがんばってほしい」といった感じですね。自分の意思で案件を変えるなんてことはまずムリでした。

 そのころは300時間以上働いた月もあり、精神的にも肉体的にも疲弊していましたね。やはり「お得意さま」ということもあり、「お客さまのご要望にムリしてでも答える」という空気になりやすいからでしょうか。

 この「フェアネス方式」について、都市部では採用している企業が数社ほどあります。しかし、地方において採用しているのは現時点で当社だけです。徹底した情報開示のもと、ITエンジニア自身が案件を選べる。これを地方でも実現できているというのは、当社のアドバンテージだと思います。

著名経営者

  • 株式会社堀場製作所

    堀場 雅夫
  • 楽天株式会社

    三木谷 浩史
  • 株式会社壱番屋

    宗次 德二
  • 日清食品株式会社

    安藤 百福
  • 株式会社IDOM(旧:株式会社ガリバーインターナショナル)

    羽鳥 兼市
  • ヤマト運輸株式会社

    小倉 昌男

プロフィール

  • お名前伊藤 惇
  • お名前(ふりがな)いとう あつ
  • 出身福島県
  • 身長167cm
  • 血液型O型
  • 趣味仕事、ボルダリング
  • おススメ本経営の教科書
  • 尊敬する経営者稲盛和夫、新将命
  • オススメの飲食店友 赤坂店
  • 出身校郡山情報ビジネス専門学校