ニッポンの社長

ニッポンの社長 >  子どもの未来を応援するニッポンの大人たち  > 一般社団法人ジョインハンズ 代表理事 中島 智子

― 3つの軸のうちの「コミュニティ」「地域活性化」についても教えてください。

 「コミュニティ」は子育てにおいて必須といえるほど重要な位置付けにあるものです。

 孤独な育児は親を精神的に追い込んでしまいます。その結果、衝動的に愛する我が子に手を出してしまう悲しい事件も増えています。

 だからこそ些細な悩みを共有し合える環境が必要です。リアルな相談相手とまではいかなくても、悩みや困っていることを発散し受け止めてもらえる場所が不可欠で、それをSNSの利点を活かし、「Join Hands」のなかで実現できればと考えています。

 また、地域の異世代の人たちとのリアルなコミュニケーションを通して、子育てママに元気になってもらう取り組みも行っています。これが「地域活性化」の視点です。

 隣近所でお互いに気遣い、声をかけあう昔ながらのコミュニケーションが今のお母さん方には必要です。買い物に出ると商店街の人から「元気?」「子ども大きくなったね」と声をかけてもらえると、それだけでも気分が前向きになりますね。

 たとえば季節ごとのお祭りといった交流の場を作り、その中で親子イベントを実施するなどの取り組みを行っています。

― 子育てにおいては、どのような環境が理想だと考えていますか。

 それぞれの親にはそれぞれの「育児の価値観」があり、自らの思いに沿った子育てをしていくことが親子にとって最も幸せなことだと考えています。

 ママたちそれぞれの子育てに対する価値観が叶えられる環境を提供したい―。ジョインハンズでは、そのためのお手伝いをしたいと考えているのです。

 たとえば仕事を生きがいの一つにして子どもを預けて働くお母さんも、それはその人の育児の価値観であるということです。逆に子どものそばで主婦として生きるママも同様です。ほかの人の意見や考え方に左右されたり振り回される必要はなく、自信をもって楽しく育児ができれば、子どもはそれを受け止めて健全な親子関係が築かれるはず。この「親の育児の価値観」の実現こそが、親子が心身ともに健全になれる育児環境だと考えています。

 また、自身の「育児の価値観」、「育児の在り方」について悩んでいる方々も少なくありません。このようなママたちの意思決定、価値観形成の一助になれるような情報を「JoinHands」を通して発信をしていきたいと思っています。

 同時に、子どものことを一番に考えているのは親であるという想いは揺るぎようがありません。その上で自身が考える育児の価値観を信じ、自信を持って自らの環境に合わせた育児を楽しんでもらいたいんです。

― その中で、なぜ在宅ワークの提供に力を入れるのですか。

 常に子どものそばにいて育児をしたいと考えるお母さんが、経済的な理由で働きに出ざるを得ない状況があります。つまり、働くことを求めていないのに、生活のために働かざるを得ないわけです。そこでは、ママたちは悩みながら仕事をしたり、子どもに罪悪感をもちながら働きに出る状況が生まれています。

 そうした自分の育児の価値観を叶えられていないお母さん方を何とかしたい。在宅ワークの提供によって、子どもと過ごしながら仕事をして、経済的な一助になる環境を実現したい…。そう考えたのが、在宅ワークの提供に力を入れる主な理由です。

 親の育児の価値観に沿った生き方や子育てをお母さん方にしてほしい、その願いが根底にあるのです。

著名経営者

  • ヤマト運輸株式会社

    小倉 昌男
  • 株式会社セプテーニ・ホールディングス

    七村 守
  • 楽天株式会社

    三木谷 浩史
  • 株式会社ファーストリテイリング

    柳井 正
  • 株式会社堀場製作所

    堀場 雅夫
  • 株式会社大戸屋

    三森 久実

プロフィール

  • お名前中島 智子
  • お名前(ふりがな)なかしま さとこ
  • 出身埼玉県
  • 血液型B型
  • 平均睡眠時間4時間
  • 家族夫、娘4歳、息子1歳
  • 座右の銘七転八起
  • 尊敬する経営者豊田 喜一郎
  • 好きな言葉継続は力なり
  • 好きなスポーツ駅伝、フィギュアスケート
  • 思い出に残るプレゼント旦那から貰ったお守り
  • 出身校日本大学