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ニッポンの社長 >  子どもの未来を応援するニッポンの大人たち  > 株式会社楽院出版/木下音感楽院 代表取締役/木下式音感教育法認定講師 木下 麻奈

― ほかにどのような子どもの変化が見られた例がありますか。

 平成24年の文科省の調査によれば、今やクラスの2~3人は発達障害を持つお子さんがいると言われています。発達障害を持つお子さんのリハビリテーションの方法としてさまざまな療法がありますが、木下式音感教育法は感覚が統合されずに困った行動が見られる発達障害の子どもにとって、一種の感覚統合療法として効果をあげていると考えられます。

 たとえば、音感かるたは、視覚と聴覚を使って訓練します。ほかにも、音符を指さしながら、目で追いながら、正しい声で歌ったり、聴いた高さと同じ声を自分の声で表現するなど、聴覚、視覚をはじめて、いろいろな感覚を同時に使うことで、子どもたちの能力は発達していきます。木下式を学び、歌唱力、音感能力を身につけたことで、発達障害の症状が軽くなったり、自信につながることもあるようです。

 木下式を実践する幼稚園、保育園でも発達障害の疑いがあるお子さんが音感教育を通して、集団行動ができるようになったり、美しい声で歌えるようになった例は数多くありますね。

― 木下式音感教育法が幼稚園、保育園で求められる背景を教えてください。

 下式は子どもたちの音楽能力も高めますが、同時に、勉強するために必要な集中力、忍耐力、意欲、理解力、記憶力なども高めることができます。

 現在、教育現場では「小1プロブレム」という問題が指摘されています。中でも、保育園の多くは、福祉の観点から子どもを保護できても、教育までは手がまわらないのが実情のようです。

 脳が出来上がる過程にある6歳までのお子さんを預かる幼稚園や保育園は、しつけや情操教育をはじめ、小学校に入るための準備教育も行う必要を感じています。

 一般に幼児期の教育というと、ひらがなが読めたり、計算ができるなど、学校の勉強を先取りすると考えがちですが、そうした知識がなくても、音感かるたを使って、学習の基本・土台を育てるのが木下式音感教育法であり、その導入ニーズは最近、高まっていると感じています。

― 保育園や幼稚園が木下式音感教育法を取り入れることで、どんな効果が期待できるのでしょうか。

 木下式音感教育法の特徴の一つに「勉強するときは集中する。遊ぶ時は遊ぶ」を徹底することがあります。日々のおけいこから集中し、忍耐力をもって取り組むことを覚えるのです。

 子どもたちに音感を教える過程で、先生の話はきちんと聞く、言われたことは素直にやる、約束は守るといったルールも説いていきますから、個々のしつけにつながり、次第に秩序のある生活ができるようになります。

 その結果、現場の教諭や保育士の方々からは音感教育を通して「子どもたちが自分で自分のことができるようになった」という声をよく聞きます。先生たちの負荷が軽減され、園の運営の効率化が図れるメリットもありますね。

 また保育士や幼稚園の先生にとっても、木下式の指導法を修得することで保育全般の指導力のアップにつながります。音感を育むノウハウは、子どもたちのあらゆる可能性を掘り起こす要素を多分に秘め、それに触れることで先生自身も成長し、指導力が身につきます。幼稚園の先生の中には、認定講師の資格を取り、自ら教室を開いている先生もおられます。

著名経営者

  • 伊那食品工業株式会社

    塚越 寛
  • 株式会社ファンケル

    池森 賢二
  • エステー株式会社

    鈴木 喬
  • 日清食品株式会社

    安藤 百福
  • 株式会社アルビレックス新潟

    池田 弘
  • GMOインターネット株式会社

    熊谷 正寿

プロフィール

  • お名前木下 麻奈
  • お名前(ふりがな)きのした まな
  • 出身東京都
  • 身長164cm
  • 血液型B型
  • 平均睡眠時間7時間
  • 趣味映画鑑賞
  • 両親の職業音楽家
  • 今までに訪れた国8ヵ国
  • 尊敬する人両親
  • 好きな言葉念ずれば花ひらく