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株式会社エル・ディー・ケイ 代表取締役社長 有村 政高

「Make fun , Make a fan」の信念で企業と社員に寄りそい、不動産業界を変える

いまや大企業だけでなく、中小・ベンチャー企業でも社宅をもうけているところが増えてきた。住まいへの個人負担を減らすことで、優秀な人財の確保につなげるねらいがある。社宅となる物件は、マンションの借り上げなどによって確保するケースが多いなか、その斡旋・仲介を行っているのがエル・ディー・ケイだ。就職・転勤する人たちの住まいへの不安を取り除き、頼りにされる存在となる。ひいては、その人たちを雇用している企業の「社員への思いやり」をフルサポートすることで、急成長している。不動産業界の変革にも乗り出した同社代表の有村氏に、事業にかける想いを聞いた。

― 事業内容を教えてください。

 2003年の設立以来、不動産賃貸の仲介をおもな事業としています。なかでも転勤者向けの社宅斡旋を専門に行ってきました。拠点を東京・名古屋・大阪に置き、転勤する人たちの家探しを手伝う、つまり企業向けに社宅となる物件を提供するサービスを展開。福利厚生として社宅制度をもつ上場企業を中心に、年間6,000件を超えるご依頼をいただいています。

 また、出張滞在の需要にこたえるマンスリーマンション事業を2018年に開始し、この事業売上が大きく伸びており、開始から2年間で売上全体の25%以上を占めるまでの成長を見せています。

― 企業のニーズにこたえるビジネスがメインなのですね。一般向けの仲介会社の仕事と、どんな点が異なりますか。

 それぞれの企業がもうけている社内規定や、福利厚生を担当する人の業務負荷などにも配慮してサービスを提供する必要がある点です。ご入居者にとって住みやすい物件を紹介するところは、一般の不動産会社と同じ。ただし、その物件はご入居者を雇用している企業が借主になり、オーナーに家賃を支払うことになります。その賃貸契約を当社が仲立ちするにあたり、物件が企業の社内規定に適合しているかどうかを事前にしっかり調べる必要があるわけです。

 また、マンスリーマンション事業で、「マンスリー転貸」というサービスがあります。これは、ほかの事業者が運営しているマンスリーマンションを当社が借り上げ、お客さまが長期出張する際に使っていただくもの。当社自身も、物件のオーナーからサブリースで借り上げ、自社が貸主となるマンスリーマンションの運営もあります。しかし、そのなかにお客さまのニーズを満たす物件がないことも。そうなると、企業の総務担当者は、ほかの事業者が運営する物件を新たに探し、個別に申込み、契約手続きをして、代金を決済する手間が発生します。

 「マンスリー転貸」は、この手間をなくします。当社がご担当者に代わって、ほかの事業者が運営する物件から、ふさわしいものを探し、確保したうえで、お客さまに橋渡しをします。お客さまにとって、契約相手はすべてエル・ディー・ケイとなりますから、契約書は統一され、代金決済は一括が可能になり、入居中の問い合わせ窓口も一本になります。ご担当者の負担を大きく軽減できることから、ニーズは非常に高く、全国からご依頼をいただいています。この事業はいま、大きく伸びていますね。

― ニーズの高いビジネスをどうやって見つけているのでしょう。

 「転勤先の社宅だけでなく、長期出張時の宿泊先の確保ができないか」といった具合に、お客さまから求められたことにこたえるカタチで始めた事業が多いですね。当社としても、企業のお役に立ちたいという想いから、サービスの拡充に努めてきました。

 同じように「3泊4日や1週間などの短期出張の宿泊先確保もお願いしたい」というニーズが増えてきたので、大手のネット旅行代理店と連携して、短期のホテル宿泊を確保するサービスも2020年にスタートします。転勤時のお部屋探しや長期・短期の出張時のマンスリーマンションやビジネスホテル手配、家具つき賃貸、一棟寮や新入社員向けのまとめ借り、外国人社員の英語対応サービス、役員向けのエグゼクティブ対応も含め、企業において人が動くときの住まいの問題は「すべてエル・ディー・ケイに頼めば解決する」という評価を確立したいですね。

著名経営者

  • ヤマト運輸株式会社

    小倉 昌男
  • 澤田ホールディングス株式会社

    澤田 秀雄
  • 株式会社ニトリホールディングス

    似鳥 昭雄
  • 株式会社大戸屋

    三森 久実
  • 株式会社壱番屋

    宗次 德二
  • エステー株式会社

    鈴木 喬

プロフィール

  • お名前有村 政高
  • お名前(ふりがな)ありむら まさたか