ニッポンの社長

ニッポンの社長 > メディアリンク株式会社 代表取締役 松本 淳志

― 御社が顧客から支持されている理由は何でしょうか。

 「誠実さ」にこだわり抜いていることだと思います。私たちの企業理念は、「関わるすべての人たちに、感動とハッピーを与え続けること」です。それはシステムという無機質な物を提供するだけでは実現できないもので、誠実さにこだわる思いが欠かせないのです。

 もちろんお客様に喜んでもらうためには製品の品質や機能性は重要です。でも一方で私たちが扱うシステムは、使うのも人であり、作るのも人です。誰がどのように使うのかという、人のことを一番に考える誠実さが不可欠なのです。

 そしてITの仕事で誠実さを貫くためには、顧客ニーズを満たす技術力が必要になります。システムを作って対価をいただく以上、そこに技術力がなければ不誠実になるからです。

 お客様に誠実であり続けるためには技術力を磨かなければなりません。だからこそ当社では常に、技術力の向上に徹底的に注力しているのです。

― それはエンジニアの成長にどうリンクしていくものですか。

 私はエンジニア自身が作ったものが誰のためにもならなければ、単なる自己満足だから止めろと言います。自分が作ったシステムが動いた瞬間は確かに嬉しいものですが、本当の喜びはそれを使った人が価値を感じ、「ありがとう」と言ってくれた時なんですね。

 エンジニアとして技術を高め自己成長することが、人を喜ばせるという高い志にリンクしていく。つまりエンジニアが成長へのモチベーションとして根底に持つべきものは、お客様に喜んでもらいたいという誠実な想いなんですよ。

 報酬や対価を「もらうこと」を先行して考えてしまう人が多いですが、それは大きな間違い。そもそも、人が生涯で得ることができる報酬の総額は、その人が生涯で提供したサービスの【質】×【量】で決まると私は考えています。そのため、「もらう」先行ではなく、「与えること」から考える。自らが提供する技術やサービスの質と量を高めていけば、報酬や対価は後から自然と返ってきます。

 そういった「あたり前」の考え方の浸透こそが、新しい技術を生み出し、新たな価値を世の中に提供していく原動力になり、同時にエンジニア自身の圧倒的な自己成長につながると考えています。

― そうした思いが顧客に評価された具体例はありますか。

 創業当初に、大手企業によるコールセンターのシステム開発のコンペに参加した時のことです。競合相手の4社はいずれも一部上場企業で、わずか5名のベンチャーだった当社が勝てるなど誰1人として思っていなかったのが、結果的に受注できたのです。勝因は、まさに「人」への誠実さをプレゼンに反映させたことでした。

 私たちは最終プレゼンに際して、コールセンターの現場の「生の声」をヒアリングして真の課題を吸い上げ、それを活かしたデモ版を実際に製作しました。コンペの提案依頼書に書かれていない、人の声を生かした提案が評価され、大手SIerとのコンペに勝つことができたのです。

 システムを誰がどのように使うのかという、人を一番に考える誠実さが認められたことで、私たちの想いが間違っていないことを確信することができました。

著名経営者

  • 株式会社ファーストリテイリング

    柳井 正
  • 株式会社大戸屋

    三森 久実
  • 株式会社堀場製作所

    堀場 雅夫
  • シダックス株式会社

    志太 勤
  • 伊那食品工業株式会社

    塚越 寛
  • 株式会社サイバーエージェント

    藤田 晋

プロフィール

  • お名前松本 淳志
  • お名前(ふりがな)まつもと あつし
  • 出身東京都
  • 身長173cm
  • 体重58kg
  • 血液型AB型
  • 平均睡眠時間6時間
  • 平均起床時間7時
  • 趣味ゴルフ、読書
  • おススメ本未来を拓く君たちへ(田坂広志)
  • 座右の銘有言実行
  • 尊敬する経営者松下幸之助、越智通勝
  • 好きなスポーツサッカー、ゴルフ
  • 好きな漢字一文字