ニッポンの社長

ニッポンの社長 > 株式会社MTトランスポート 代表取締役  鈴木 拓哉

― 実際にお客さまから喜ばれた事例を教えてください。

 2016年の熊本地震の際には、現地で電気の供給が止まってしまったため、急遽全国から発電機を集めたいというお客さまからの依頼を受けて、札幌で発電機をかき集めて熊本まで1日で運んだことがあります。

 2018年の北陸豪雪の際には、大型トラックが入れず必需品の物流が滞りましたが、かわりにわれわれの軽貨物車両に商品を積んで、店舗への配送を請け負いました。こうした他社が「できない」こと、お客さまが困っていることに、応えられる会社でありたいと思っています。

 最近では、こんなことがありました。たまたま私がプライベートで訪れたショッピングモールで、少し大きめな観葉植物を見つけましたが、よく見ると「配送不可」と書いてある。店員に尋ねると、契約している大手物流会社から「一定の大きさまでしか受けられない」と言われてしまったというのです。

 確かに植物を運ぶのには手間がかかります。横にすることができないので場所を取りますし、梱包されていないので車に固定したり、養生を施したりする必要もあります。ひとつの荷物のためにそれだけの手間をかけるのは、大型トラックでは難しいものがあります。一方で、軽貨物車両であれば、一つひとつの荷物に合わせて柔軟に対応できるのです。

― 今後のビジョンを教えてください。

 企業にとって物流のニーズは高まっているにもかかわらず、軽貨物運送という選択肢を知らない方も少なくありません。軽貨物運送は、小口でも、緊急の案件でも柔軟に対応できますし、植物のような配送に気を遣うものも安全に運ぶことができます。実は使い勝手のよい手段であることを、もっと多くの方に知ってもらいたい。そして困ったことがあったときには、「とりあえずMTトランスポートに相談してみよう」と思ってもらえる存在になりたいですね。

 そのためにも事業拡大を積極的に進めていきます。全国展開を目指してネットワークの拡充を図っており、近々、中国地方にも進出する予定です。将来的には一部上場も目指したいですね。

■ 鈴木 拓哉 (すずき たくや)

北海道出身。宅配ドライバーや長距離トラックのドライバーなどを10年経験。ドライバーとして働きながら、現場のマネジメントや企業経営にかかわる仕事にも取り組み経営者としての知識も学んできた。2014年4月に株式会社MTトランスポートを設立。代表取締役に就任し、これまで培ってきた物流ノウハウをもとに、現在72台の車両を保有して企業の物流を支えている。関東のみならず、全国への展開を目標に掲げながら、物流業界のイメージを変えるために、日々事業を成長させ続けている。

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プロフィール

  • お名前鈴木 拓哉
  • お名前(ふりがな)すずき たくや
  • 出身北海道