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ニッポンの社長 > 株式会社ネクスト 代表取締役 工藤 祐二

― 工藤社長が起業したきっかけを教えてください。

 大学を卒業後、Web制作会社を中心にキャリアを重ねてきて、私自身起業を強く意識したことはそれほどなかったのです。それが、前職の制作会社で営業統括を担当するなかで、Web制作という仕事以外の強みをつくりたいと考えるようになったのがきっかけです。

 最近のWeb制作の現場では、優れた制作ソフトが出てきたこともあって、たとえばデザインがいい、プログラムがきれいに書けるといった差別化も表現しづらくなっているんですね。制作会社としての強みをどうつくっていけばよいかを考えるうちに、自社でWebメディアをもつという思考が生まれていきました。

 起業への思いよりも、制作者の視点で新しいことをやりたいという喜びのほうが大きかったのです。それがネクストを起業して、「ナレバリ」をスタートさせることにつながったと思っています。

― 工藤社長がいま経営者として大切にしていることは何でしょうか。

 起業して2年が経ちましたが、会社のメンバーはみんな家族と同じということです。社員みんなには、ネクストに携わったことで何らかの成長を遂げてほしいという思いが強いですね。

 たとえば社員から毎週土曜にオフィスを開けてほしいという声があがって、今みんなで任意の勉強会を開いているんです。お客様先に常駐するスタッフもその日は社内に戻り、自ら参加しているんですよ。お互いに情報交換を通じて刺激し合い、有意義な時間となっているようです。

 また社員の語学力の向上になればという思いで、毎週金曜に英語の先生を呼び、業務終了後に英会話教室を開催しています。近い将来、米国に制作拠点を作るという構想ももっていますから、社員の中で希望者があれば、本場米国でのビジネスを経験できる機会を作りたいとも考えていますね。

― 今後のビジョンを教えてください。

 まずは「ナレバリ」の会員を増やしながら、ユーザーにいっそう有益な情報を提供していくことです。当面の会員の目標数は1万人に置き、3期目はナレバリ事業に最大限に力を入れたいと思っています。現時点では収益性は重視していませんが、今後お金を払ってでも得たいという情報が網羅できる状況になれば、ユーザー重視の視点の中で新たな展開も考えていきたいですね。

 今後も「情報にもバリアフリーを」という思いで、情報をもっている人に偏りの生まれない社会の実現を目指していきます。そして障がい者本人はもとより、家族や親御さんの悩みを共有し、それを解決できる場を作っていきたいと思っています。

 インターネットは世の中を変えてきて、その役割はこれからも同じでしょう。みんなが持っている情報をシェアして、みんなが幸せになれる世の中に変えていきたいですね。

■ 工藤 祐二 (くどう ゆうじ)

1977年、東京都生まれ。大学卒業後、HPの制作会社に入りインターネットと出会う。当時は各企業がこぞって自社HPを作った時代で制作受注が殺到。1ヵ月に20~30社のHP制作を請け負い、制作スキルを学んでいった。その後、営業業務へとシフトし、新たな制作会社の立ち上げに参画するなど数社でWeb制作・営業のスキルを磨いていった。2012年に独立し、株式会社ネクストを創業し代表取締役に就任。前職である制作会社の株式会社イクシアをグループ会社として連携しながらWeb関連事業を展開。2014年10月に障がい者支援のコミュニティサイト「ナレバリ」を立ち上げた。

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プロフィール

  • お名前工藤 祐二
  • お名前(ふりがな)くどう ゆうじ