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ニッポンの社長 > インタビュー > 世の中に独自の価値を提供する社長 > 株式会社オプト 代表取締役社長CEO 鉢嶺 登

― データベースをどのようにビジネス化していくのですか。

 eマーケティング分野の新しい流れに対応したサービスを提供する事業を展開していきます。

 新しい流れとは「Webサイトから個人へ」ということ。これまでのeマーケティングはWebサイトへ広告を打つことが主流でした。しかし今後は、個人に向けてワン・トゥ・ワンの情報提供をしていく販促活動が中心になる。スマートフォンの普及や、ビッグ・データを活用する技術の発達がその背景にあります。

 これに対応して、私たちは顧客企業に向けて、ユーザーの行動履歴をはじめとするデータ収集から、それを分析し、その結果にもとづいて販促戦略を立案して実行するところまで一気通貫のサービスを提供します。

― 広告代理業からコンサルティングへと軸足を移していくのですね。

 ええ。私たちにとってのライバルも、外資系の大手コンサルティング会社やシステムコンサルティングに強い大手メーカーといった顔ぶれに変わってきています。

 それらの競合は企業の根幹のデータ活用に特化をしていますが、私たちはマーケティング活動にかかわるコンサルティングに特化。eマーケティング分野でのこれまでの事業展開で培った豊富なノウハウを強みに戦うことができます。

― 具体的な施策を教えてください。

 ビッグ・データを分析できるエンジニアを集めた子会社を設立したり、データベース技術の最新情報を収集するために米国のシリコンバレーに拠点を開設しています。そうした投資に2012年の1年間に40億円を費やしました。今後は新規事業への投資を拡大します。4年間に150億円を投資。新ビジネスを次々に立ち上げていきます。

 150億円なんてすぐ使いきってしまうでしょうね(笑)。2013年に東証一部に上場したのは、さらなる投資資金を調達するためという面もあるんですよ。

 ワン・トゥ・ワンのマーケティングを大規模にできるようになったことで、私たちのビジネスの可能性は大きく広がりました。エンドユーザーへのプロモーションを代行するだけでなく、私たち自身がエンドユーザーに商品・サービスを提供することだってあり得る。

 既成の概念にとらわれず、新事業をどんどん立ち上げていきます。それにともなって、人材採用も強化する方針です。

著名経営者

  • クオンタムリープ株式会社

    出井 伸之
  • テンプスタッフ株式会社

    篠原 欣子
  • 株式会社アシックス

    鬼塚 喜八郎
  • マネックスグループ株式会社

    松本 大
  • 株式会社スタジオジブリ

    鈴木 敏夫
  • 株式会社ホリプロ

    堀 威夫

プロフィール

  • お名前鉢嶺 登
  • お名前(ふりがな)はちみね のぼる
  • 出身千葉県
  • 趣味旅行、読書、音楽、スポーツ
  • おススメ本『ビジョナリー・カンパニー』ジェームズ・C・コリンズ、ジェリー・I. ポラス(著)
  • 座右の銘先義後利
  • 尊敬する人織田信長