ニッポンの社長

ニッポンの社長 > 株式会社クーウィックNS総研(QSK) 代表取締役社長 永井 滋

― 幅広い分野の顧客に提案する事で生まれる特徴は何ですか?

 それは、私が顧客の専門分野を知らないがゆえに生まれる「化学反応」性の高さかもしれません。たとえば、専門性が非常に高い特定分野のマーケティング企画のお仕事の際、私はほぼ何も知らない状態から始めました。私は、その製品の専門家の方々とやりとりし、企画を作り込んでいく過程で、企業様の専門性と当社の持ち味を融合させることで、ある種の「化学反応」を起こしていきました。その案件の後半部分になる頃には、私もその分野に関してある程度の理解ができていたので、チームの方々と意思疎通を図りつつ私のスキルを企画に盛り込んで一丸となってプレゼンに臨むことができました。これまでにないベクトルという評価を頂きました。このような「化学反応」が起きれば、高い効果が見込めると これまでの経験から強く思います。

― 具体的な顧客事例を教えてください。

 最近、ある流通大手のお仕事でアプリの会員数を増加させたいといった案件がありました。話を聞くと、そのお客様の会員数は競合と驚くほど開きがありました。目標とする年度数値も低く見積もられ、将来的に競合他社とは更に大きな差となる事を私は危惧したのを覚えています。そこで私は、とても限られた予算の中で計画を立て 目標数値をオーダーの3倍に据えました。このケースで一番大切なことは、お客様の意識をより上向きにして希望を感じて頂く事だと考えた為です。この施策で自社なら「やれる!」、競合よりも「高みへ!」と上向きの意識を醸成することが肝要だと考えたのです。そんな想いが根底にあれば、その企画案が実行に移されていくうち、自ずと企業様の社員の方々の自信にもなります。

 その案件において私が最大限に活用すべきと考えたのは、企業様が既に投資されてきた物心両面の資産でした。潜在するポテンシャルを最大限に引出す事を念頭に、その企業様がエンドユーザー様とコミュニケーションできる接点となる店舗内を最大限に活用する企画です。皆で少しずつ力を出し合ってもらい、年間を通じて確実に積み重ねていくことを軸にご提案したのです。プレゼンの場では「当たり前の話ではないか」と言われましたが、その当たり前が昨年度は発揮されておらず、まずはその点を重視すべきと伝えました。その結果、この案が採用され年間を通じた目標以上の成果となりましたが、これは元々あった潜在するポテンシャルを引き出したに過ぎません。他の案件でも同じような成果が出せるとは限りませんが、このような考え方で企画を進めれば、経験上、良い結果になると確信しています。

著名経営者

  • 日清食品株式会社

    安藤 百福
  • 株式会社セプテーニ・ホールディングス

    七村 守
  • 株式会社ネクスト

    井上 高志
  • ヤマト運輸株式会社

    小倉 昌男
  • テンプスタッフ株式会社

    篠原 欣子
  • 株式会社ドリームインキュベータ

    堀 紘一

プロフィール

  • お名前永井 滋
  • お名前(ふりがな)ながい しげる