ニッポンの社長

ニッポンの社長 > 株式会社サンズ 代表取締役 渋谷 真一

― その意味でも、渋谷社長自身が大切にしている信念はどのようなものがありますか。

 揺るぎない想いとして、「信じる」ということがあります。つまり、「人を信じる」こと。

 私は小さい頃から、いじめられた経験もあるし、いじめてしまった経験もあります。また社会人になってからも散々人に裏切られてもきました。でも結局、人を嫌いにはなれなかったんです。

 それはなぜか、と考えたときに、両親と弟がずっと自分のことを信じてくれて、応援し続けてくれていたからだと思いました。

 信じてくれる人がいると、人は必ず前に進むことができます。そのことを自分自身が強く感じたからこそ、経営者となった自分が、その想いを人のために役立てたいと考えたのです。

 だからいま、自分が何のために経営したいかといえば、「人を信じたい」から。そして「信じる」ことを仕事に置き換えたときに、自分に何ができるのか。きっとそれは、社員が成長できるフィールドを用意してあげることだと思ったんですね。

 社員個々がもつ成長の可能性を信じ、そのための環境を作ることが、「信じる」を形にすることだと考えました。つまり、社員一人ひとりがチャレンジできる環境を用意し、その成長を信じて見守ることが私の役目だと強く思うようになったのです。

― 実際に、そうやって成長を遂げた社員の例を教えてください。

 中途で29歳で入ってきた男性社員が、「自分は30歳手前まで中途半端な人生を歩んできた」と下を向いていました。私は「ここで変わらないとダメだ」「俺が成長できる場をつくるから、信じて頑張れ」と話をして、自分が思うように仕事をさせたんです。

 私は彼のことを信じて、一切口は出しませんでした。もちろん、聞かれたら答えます。でも失敗するとわかっている仕事でも、指図せずに最後までやらせました。たくさんミスもありましたが、フォローし、また挑戦するということを繰り返し行っていったんですね。

 そんな彼は、いま当社の役員として社員たちを引っ張ってくれています。

 ほかに新卒で入ってくれた社員も同様で、それぞれのキャリアのレベルに合わせてチャンスを与え、チャレンジしていける環境を用意します。そして、失敗することが分かっていても、その先を信じてやらせていく。そこには、何よりも私自身が、「人を信じる」「可能性を信じる」ことから逃げないという想いが絶対に必要なんですよ。

― 社員を成長させるための具体的な方法としては、どのように考えていますか。

 抜擢して、失敗を見越した上で本人に任せる。そのフィールドを用意し、増やすことがサンズの成長法則です。

 そして人の成長を促し、人で勝負するからには、「人を育てる側」の質の向上が不可欠です。そう考え、たとえば部下が上司を評価する制度を導入しています。「上が変わっていかなければ下に影響は与えられない」という考え方で、役員や管理職を対象とした人材育成に注力していきたいと考えています。

 リフォーム事業はオーナーさんや不動産管理会社、入居者に施工職人など関わる人が非常に多く、その調整役を務める仕事は、難易度が高いものだといえます。だからこそ、リフォームの営業で一人前になれたら、どの世界のビジネスでも必ず通用すると私は思います。

 それだけに社員個々の成長の度合いも圧倒的で、営業マンとしての高いスキルが身に付き、人としての成長に繋がり、生活も豊かに安定する。だからこそ、社員のみんなもモチベーション高く仕事に取り組んでいます。

著名経営者

  • 株式会社インテリジェンス

    鎌田 和彦
  • マネックスグループ株式会社

    松本 大
  • 株式会社サイバーエージェント

    藤田 晋
  • 株式会社堀場製作所

    堀場 雅夫
  • GMOインターネット株式会社

    熊谷 正寿
  • 株式会社ファーストリテイリング

    柳井 正

プロフィール

  • お名前渋谷 真一
  • お名前(ふりがな)しぶや しんいち
  • 出身山形県
  • 身長170cm
  • 血液型A型
  • 趣味社員と楽しくお酒を飲む事
  • おススメ本生き方、キングダム
  • 両親の職業農家
  • 今までに訪れた国8ヵ国
  • 座右の銘一日一生
  • 尊敬する人両親、弟
  • 好きな食べ物
  • 嫌いな食べ物ラム肉
  • 好きな言葉信じる
  • 好きなスポーツ野球、ゴルフ
  • 思い出に残るプレゼント社員からの手紙
  • もし生まれ変わったら?幕末時代
  • 好きな漢字一文字
  • 出身校酒田工業高等学校
  • 飼ってるペット