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ニッポンの社長 >  子どもの未来を応援するニッポンの大人たち  > 株式会社THTマネジメント / 東京八王子ビートレインズ 代表取締役社長 和田 尚之

― チームの設立にはどのような経緯があったのでしょうか。

 私は八王子の生まれで、小学生の頃からバスケットボールをやっていました。高校時代はインターハイ、国体に出場し、大学、そして社会人になってからも、全日本の大会で優勝するようなクラブチームでプレーを続けてきました。27歳の頃、プロチームのトライアウトを受けたこともありますが、残念ながら願いはかなわず。それを機に転職し、バスケットはあくまでも趣味、仕事に集中するようになります。転機は2012年。高校時代の恩師から「八王子にエスフォルタアリーナ(体育館/現在のホームコート)ができる。一緒にプロバスケットボールチームをつくらないか」と誘われたことがきっかけです。

― 和田代表の中にも、いつかプロチームに携わりたいという想いがあったのですか?

 具体的にそう思っていたわけではありませんが、八王子にプロスポーツチームがなく、地域が一体となって応援する場がないのは寂しく感じていました。自分が大好きなバスケットボールで、八王子の街を盛り上げることができる。そう考えて、最初はワクワクしていたのですが、経験もネットワークもないゼロからのスタートだったので、設立までは想像以上に苦労しました。

― 最も辛かったこと、逆に最もうれしかったことはなんでしょうか。

 辛かったのは、「プロバスケットボールチームをつくりたい」と話しても、「無理に決まってる」と冷ややかな目で見られたことですね。当時から一緒にやっているスタッフには、悔しい想いをさせてしまい本当に申し訳なく思っています。ただ、うれしかったこともたくさんありますよ。当時プロリーグの加盟条件として「3000万円分の協賛企業の契約書」をコピーで提出しなければいけなかったのですが、最終期限の前日になっても500万円足りなかったんですね。それまでの苦労が無駄になりかねない状況でしたが、夕方、「ここでだめだったらもうアウトだな。土下座でもなんでもしてお願いしよう」。悲壮な覚悟である会社を訪れると、そこの社長さんは私たちが自腹を切って活動していることを知っていてくれていたようで、お話の末500万円の協賛を決めてくれたんです。そのときは「やった!」と、心の中でガッツポーズしましたね。他にも、駅前での署名活動で多くの人に励ましてもらったり、いろんな出会いや支えがあってプロリーグへの加入が認められ、開幕戦を迎えることができました。開幕のあの日、アリーナの外に大勢の人が並んでいるのを見て、うれしさと同時に、ここから始まるんだと武者震いしたのを覚えています。

著名経営者

  • エステー株式会社

    鈴木 喬
  • 株式会社ネクシィーズ

    近藤 太香巳
  • 株式会社堀場製作所

    堀場 雅夫
  • 日清食品株式会社

    安藤 百福
  • 株式会社ワークスアプリケーションズ

    牧野 正幸
  • テンプスタッフ株式会社

    篠原 欣子

プロフィール

  • お名前和田 尚之
  • お名前(ふりがな)わだ なおゆき
  • 出身東京都
  • 趣味ダーツ・メダカ・読書
  • おススメ本魔法のコンパス
  • 尊敬する人父親
  • 尊敬する経営者ウォルト・ディズニー
  • 好きな作家誉田哲也 / 横山秀夫
  • 好きなミュージシャンファンモン
  • 思い出に残るプレゼント手紙
  • もし生まれ変わったら?自分になりたい
  • オススメの飲食店味ん味ん
  • 好きな漢字一文字