山崎コンサル株式会社 代表取締役 山崎 一政
川口に根差し、人と事業を支えて地域活性化を実現する
「地方創生」という言葉に代表されるように、東京一極集中を是正し、地方に活力を生み出すことの重要性は、近年盛んに言われている。地域それぞれに有望な事業があるが、その成長を考えたとき、ビジネスを後押しするコンサルタントの存在は目的達成への大きな原動力となるものだ。埼玉県南東部の人口約60万の都市・川口に根差し、創業期の資金調達や事業拡大のためのコンサルティングを提供する山崎コンサル。代表の山崎氏に、事業の特徴や事業を通した地域活性化に対する想いなどを聞いた。
― 事業内容を教えてください。
埼玉県川口市を中心としたエリアを対象に経営コンサルティングを提供しています。特に資金調達の課題に対応する点が強みで、銀行の融資と補助金の獲得という2点に注力しています。前者では、融資が通りやすくなるような事業計画書を、経営者と一緒に作成していくサービスを行っています。後者では、事業拡大時に活用できる「ものづくり補助金」や「小規模事業者持続化補助金」などの有効活用を提案し、申請のお手伝いをしています。
そして、資金調達のなかでも、特に「創業融資」に注力してコンサルティングサービスを行っているのが、当社の特徴でもあります。
― 創業融資に注力しているのはどうしてですか。
いちばんはニーズの高さですね。ふだん、経営者の方々と話していて、おもな悩みとして挙がるのが、「資金繰り」「売上の拡大」「人材の確保」の問題でした。そうした悩みに対して、創業期の融資支援を行うことで、新たな事業のスタートをサポートしたい。それによって、地域の起業家を応援していきたいという想いがありました。
― 「地域」とは、どういうことでしょうか。
私の場合、川口市という地域に根づいた活動を重視しながら、創業融資や資金調達のコンサルティングを行っているということです。
私は川口というまちがとても好きで、「この地域をもっと盛り上げていきたい」との想いを非常に強くもっています。地域の人脈を活かしながら、このまちで起業を考えている若手事業者、もしくは創業したばかりの20~40代の地元経営者を応援したい。そうしたみなさんに寄り添いつつ、おもに創業融資やスタートアップ時の資金調達を中心としたコンサルティングを提供していきたいと考えているのです。
― なぜ、川口を拠点にしたのですか。
私はもともと東京都の出身なのですが、結婚を機にマンションを購入しようと考えて探したところ、川口に良い物件を見つけたのです。実際に住んでみたら、まちに程良いにぎわいがあって、暮らしやすい。子どもが生まれ、地域の幼稚園や学校に通うようになると、友人もできました。みんな良い人ばかりで、やがてこのまちがとても好きになっていったんです。
「川口をもっと盛り上げていきたい」「活況にしたい」と考えるようになったときに、地域の事業者がそれぞれ成功していけば、必然的にそれがかなうのでは、と思いました。
川口には、全国に知られる企業もありますし、製造業をはじめ幅広くビジネスが盛んです。人口も増えつつあり、成長の可能性を大いに秘めています。
しかしそう感じる一方で、企業の発展を促す専門家がまだまだ少ないという現状も感じていました。既存の事業者に並ぶような、新たなビジネスや創業者が生まれ、成功してほしいと考えたときに、自分がコンサルタントとして少しでも役に立てたら、と思うようになったのです。
プロフィール
- お名前山崎 一政
- お名前(ふりがな)やまざき かずまさ
- 出身埼玉県
- 身長181cm
- 体重74kg
- 血液型B型
- 平均起床時間午前6時
- 趣味マラソン
- 家族妻、子ども2人(双子の男女)
- 座右の銘何事も経験
- 好きな食べ物味噌卵麺
- 好きな作家誉田 哲也
- 好きなスポーツ競馬
- 好きなミュージシャン小室 哲哉
- 好きなお酒の銘柄サッポロ黒ラベル