― その実現プロセスはどのようなものですか。
本来のグローバル視点では、日本も含めた各拠点を1極ととらえることから始まります。そしてグローバルモデル化した上で各拠点に適用させるわけです。個別の事象に対応するのではなく、グローバル視点で一般化・共通化して考えることが重要と言えます。
その一般化・共通化した基盤をベースにして、各国独自のニーズや機能を付加することにより、より市場にフィットした自由度の高いものが、効率良く生み出されることになります。その共通基盤構築のためには、関連するグローバルなメンバーの参画と納得性のある進め方が重要となります。
たとえば、ある品目が、タイの部品表では「AC220V50Hz」と表現され、中国では「220VAC」としていた場合、グローバルコアとしてどちらかに統一します。俯瞰的に物事をとらえて標準化していく。これを国内でしっかりと作り込むことが、当社の業務プロセス改革の基本的なノウハウなのです。
― 業務プロセス改革をおろそかにするとどのような弊害が起きるのですか。
市場からの要求が大きく変化してきているのに、俯瞰的な業務プロセスの見直しをしないまま、個別の要求に対応(システム化など)してしまい、当初の効果が発揮できないだけでなく、さらにおおきな弊害がでることがあります。しかし、業務プロセス改革を行って工程を能率化していけば、さらなるコストメリットやクオリティの高さを生み出せるのです。業務プロセス改革の重要性を製造業の経営者の方々はぜひ知ってほしいと思いますね。
― その中での御社の役割を教えてください。
製造業の業務の視点には主に3つの切り口があり、「経営層の視点」「企画・業務改革・ITシステム部門の視点」そして「現場視点」です。当社はそれぞれの視点の中間に位置し、組織全体が上手く機能するような業務プロセス改革を支援・実行していくことを役割としています。
業務プロセス改革には、前述の3つの視点に基づいた8つのサービスカテゴリーを展開しています。
まずは、改革分野の特定や現状課題の抽出から“あるべき姿”への課題解決策を提示する「コンサルティングサービス」をはじめ、ミッション定義やプロジェクト全体管理を牽引する「プロジェクトマネージメント推進支援」、各業務ヒアリングやシナリオ作りを行う「構想設計サービス」、具体的な実装フェーズにかかる「業務デザインサービス」「業務運用構築サービス」、IT化に必要な「ITデザインサービス」「IT構築サービス」、業務やITの運用定着に欠かせない「運用支援サービス」の各種ソリューションで構成されています。これらのサービスを上手く組み合わせて、確実に業務現場で運用されるまでの一貫したソリューションを提供していくわけです。
プロフィール
- お名前佐々木 幸雄
- お名前(ふりがな)ささき ゆきお
- 出身京都府
- 身長173cm
- 体重74kg
- 血液型A型
- 平均睡眠時間5時間
- 平均起床時間6時30分
- おススメ本『いい出会いが、豊かな人生を運んでくる』
- 購読雑誌『Newsweek Japan』
- 家族妻、息子、娘
- 今までに訪れた国8ヵ国
- 座右の銘先義後利
- 尊敬する人両親
- 尊敬する経営者孫正義
- 好きな食べ物お寿司
- 好きな作家高杉良
- 好きなスポーツ野球
- 休日の過ごし方少年野球の指導
- オススメの飲食店中国料理あさの( 品川区南大井)
- 自分だけの隠れ家やきとり大吉(京都府向日市)
- 好きなお酒の銘柄あおちゅう(青ヶ島の芋焼酎)