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ニッポンの社長 > 株式会社アメロイド 代表取締役 中里 哲之

― 中里代表が経営者として大切にしていることを教えてください。

 今までの成功にとらわれず、もっとよい方法があれば、今までの成功は崩してでも、すぐにその新しい方法を取り入れるような柔軟さを大切にしています。

 成功はもちろん大事です。でも成功にしがみついてしまうと新しい挑戦ができなくなり、「うまくいってるのに、なんで新しいことをしなくてはいけないの?」という感覚に陥ってしまいがち。だから私はいつも、成功を積み重ねない意識を大切にしているんです。

 たとえば最近では、より安定した経営基盤を築くために、これまでの私たちの業界ではありえなかったビジネスモデルを取り入れました。その一つが、当社製品を無償で貸し出したうえで、人材力を活かしたメンテナンスサービスによって継続的にフォローしていくサービス業です。
それによってお客さまのコスト負担も軽いものになり、当社にとっても継続的なサービスとして提供できます。こうした新規サービスに代表されるように、お客さまへの貢献という視点に立つなかで、新しい考えを取り入れながら堅実に経営を進めたいと考えています。

― 中里代表は3代目の社長に就任して5年目となりますが、会社の中で感じている変化にはなにがありますか。

 やはり大きいのは従業員の意識の変化でしょう。それまでは正直、どちらかというと自分の給料のために働いていた、という意識がみんなに強かったんです。

 それが今は、仕事への意識のベクトルが明らかにお客さまのほうに向くようになってきました。まだまだ完全とは言えませんが、少しずつ思う方向に変わってきたと思います。

 また、地域をより活性化していきたいという想いで、このほど兵庫県を本拠地にする女子サッカーのなでしこ2部リーグのチームと、昨年に発足した女子バレーボールのプロチームへのスポンサーにもなりました。

 従業員みんなの想いをひとつにして応援できるような、シンボリックな存在になってくれるといいですね。

― 今後のビジョンを教えてください。

 創業して約60年が経ち、世間では老舗の企業と言われるようになりましたが、これまでの歴史を守り続けるだけではなく、さらなるイノベーションを求めていく果敢な挑戦意欲を大事にしたいですね。そして液体をキレイにするという技術を通して、いまも高いレベルにある日本のモノづくりに最大限貢献していきたいと思っています。

 今後さらにお客さまに貢献していくためには、これからも人材力の向上に力を入れていくことは言うまでもありません。新人や既存従業員を問わず、部署間ローテーションによる研修をより充実させ、一人ひとりのスキルや経験を上げて、いっそう強い会社にしていくことが目標です。新たな業態に挑むチャンスもうかがいながら、地に足をつけた経営を続けていきます。

■ 中里 哲之 (なかざと てつゆき)

1976年1月生まれ。液体洗浄装置メーカーの老舗として1959年に創業した、株式会社アメロイドの3代目の社長として5年目を迎える。社長就任時からさまざまな社内改革に手をつけ、業績も堅調に拡大。風通しのよい社内風土の構築にも力を注ぎ、従業員の士気も上がりつつある。自動車・船舶の製造や製鉄、日用品・食品工場まで、どんな工場にも欠かすことのできない工場用水や機械油の洗浄装置メーカーとして確固たる地位を築き、今後のさらなる業容の拡大を見据えている。

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プロフィール

  • お名前中里 哲之
  • お名前(ふりがな)なかざと てつゆき