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ニッポンの社長 > インタビュー > 世の中に独自の価値を提供する社長 > 株式会社ヘルスメディカルコーチング 代表取締役社長 塚田 紀理

― 現在展開している事業を教えてください。

 事業の柱は2つあります。
 1つめは、看護師・薬剤師など医療従事者に、それぞれの業務をどのように「ヘルスケア」につなげるかをコンサルティングする事業です。日本には、勉強と経験を積み、資格を有した医療従事者が数多くいます。しかし、せっかく幅広い知識やノウハウを持っていても、それをフルに活かせる場所がないのが現状です。そのような人達にヘルスケアという新しい概念を提案し、おのおのがもっている能力を、「ヘルスケア」という形でフルに活かすことができるようにそれぞれの事業に合わせたコンサルティングを行っています。

 2つめとして、コンサルティングにくわえて、当社でも産業医事業を行っています。ただ、一般的な産業医とは違う、「アクティブ産業医」というコンセプトがあります。単純に従業員や経営者の話を聞いて、健康を見守りアドバイスする従来の産業医とは違い、その企業の業種・業態・規模などに合わせて、社内での運動、食事指導などのヘルスケアコミュニティを提案させていただきます。経営者を含む、その会社で働く人々が健康増進QOL(Quality of Life)の向上をめざす仕組みづくりを行っていきます。また、すでに産業医がいる会社には、産業医としてではなく外部のアドバイザーとして入り、産業医と協働していくこともやっています。

― ヘルスケアを牽引していくために、なぜそのような医療従事者の参画が必要なのですか。

 健康はあって当たり前なので、空気のようなものです。空気は売れない、ビジネスにならないと言われています。しかし、その空気を定量化し、誰にでもわかる言葉で説明し、理解してもらえば、そこに新たな価値を作り上げることができます。それをするにはまったくの素人では説得力を持ちません。医師以外の薬剤師・看護師らも国家資格を持った立派な医療従事の専門家です。

 たとえば、薬剤師は薬のことだけを勉強しているわけではありません。病気や身体のこと、衛生のことなどいろいろなことを4年〜6年かけ学んできているわけです。ですから、健康についてロジックを持って語れる素養を持っているのです。さらに、そこにヘルスケアのスキルを加えれば、単に薬を提供するだけでなく、もっとアクティブに自分の方からヘルスケアを指導する立場になることができます。私たちが始めようとしているのはそのための教育、人材育成なのです。

著名経営者

  • GMOインターネット株式会社

    熊谷 正寿
  • 伊那食品工業株式会社

    塚越 寛
  • 株式会社IDOM(旧:株式会社ガリバーインターナショナル)

    羽鳥 兼市
  • GMOインターネット株式会社

    熊谷 正寿
  • エステー株式会社

    鈴木 喬
  • テンプスタッフ株式会社

    篠原 欣子

プロフィール

  • お名前塚田 紀理
  • お名前(ふりがな)つかだ のりまさ
  • 出身茨城県
  • 身長172cm
  • 体重75kg
  • 血液型AB型
  • 平均睡眠時間6時間
  • 平均起床時間6時
  • 趣味トライアスロン
  • 飼ってるペットカニヘンダックスフンド
  • 乗っている車ボルボ