― 家づくりにおいて得られる社員のやりがいは何でしょうか。
何よりもお客様に喜んでもらえることが大きなやりがいになります。自分で家を建てること、家を持つことなんて無理だと思っている方が大勢います。
それが、アパートの家賃並みの安価で自分の家を持つことができるのだから、必ずと言っていいほど「ありがとう」の言葉をお客様からいただきます。自分で家をもつことができることを実感してもらえ、お客様の人生そのものを幸せにする役割を担うことができるわけです。
これからの暮らしは、家庭でのお金の使い方をきちんと分けていく時代です。家を持つために他の使い途を減らすのではなく、家族向けの予算それぞれを尊重する使い方をすることが大切になってくるのです。
高くて立派な家を持ったにも関わらず、生活の様々な支払いに無理が生じ、生活が苦しくなってしまうようでは本末転倒です。私たちのサービスには、そうした状況とは一線を画し、家を持ったあとにお客様の幸せを実現していける手応えがありますね。
― 御社の営業社員は実際にどのような成長を遂げていくのでしょうか。
お客様のお宅でなかなか話ができなかった新入社員が、ある時期から見違えるようになる例は多くあります。
営業の現場では、お客様の不安を解消してあげることを念頭に置くことで成果はついてきますから、お客様の家づくりに対する思いを汲み取って、その不安を解消してあげるコミュニケーションを現場で教えていきます。
その過程で何かのきっかけを経て自信につながり、あっという間に成長していくのが若い社員です。だからこそ私たちは、彼らの成長を信じて待っているのです。
お客様の家づくりが無事に終わった「お引渡し式」では、御主人から奥様に手紙を書いてもらい、その場で読んでもらうんです。家は、奥様や子どもたちへのプレゼント。「今までありがとう、これからもよろしく」という思いを家族に向けて表現してもらう、幸せに満ちた場になります。引き渡し式では営業社員がお礼の挨拶をする機会を設けているのですが、達成感に感極まって泣きながら挨拶をする社員もいます。
そんな幸せを提供する場を社員自身が1つずつ経験していくことで、人間的な成長の階段を上がっていけるように思いますね。
― 今後のビジョンを教えてください。
家族の幸せのために建てるという当社の家づくりに対する思いを、千葉県内を中心にさらに広げていきたいと考えています。そのためにも営業拠点を増やし、まずは県内で13店舗への拡大を目標にしています。
そして仕事を通じて、何よりも社員には幸せになってほしいし、成長してほしいと願っています。お客様から「家づくりはあなたに任せたい」「あなたの家づくりの話を聞きたい」と言ってもらえる存在になれるよう、思いを汲み取れる力を培って欲しいと思っています。
そんな若い人たちとの縁に、私も専務もワクワクしています。みんな自分の息子や娘みたいな感覚で、家づくりをしながら一緒に成長したいという気持ちです。
私たちはまだまだ小さな船ですが、若い皆さんと一緒に舵取りをしながら、みんなで大きな船にしていきたい。きっと、かけがえのないやりがいを得られると思いますね。
■ 秋葉 幸男 (あきば さちお)
1958年(昭和33年)、4月生まれ。平成元年に御園建設に入社し、平成16年に創業者である先代社長の後を継いで代表取締役に就任。それまで年間施工軒数が1桁の年もあるなど経営的に厳しい時期もあった同社だが、同氏の代表就任後さまざまな事業改革に着手。4年前に発売したローコストによる注文住宅「バナナ住宅」がヒットし、年間30棟を施工する中堅の建設会社へと成長を遂げた。3年前から新卒採用も開始し企業風土を刷新。地域密着を標榜しつつ、独自性のある事業展開でさらなる業容拡大を目指す注目の企業である。
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プロフィール
- お名前秋葉 幸男
- お名前(ふりがな)あきば さちお