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ニッポンの社長 > インタビュー > その道のプロフェッショナル > メディカルリンク株式会社 代表取締役 福井 温彦 

― 場所の選定において、診療圏調査は非常に重要なのですね。

はい。それと同時に、診療圏の範囲をどこまでと捉えるかも、経験則に基づく重要なノウハウといえます。以前、あるクリニックの院長が、取引先の薬剤業者に診療圏調査をしてもらって開業したにも関わらず患者さんが増えず、当社に相談に来られました。新たに簡単な診療圏調査を行い、開業前の調査と見比べたところ、競合医療機関の分析に甘さがあることが分かったのです。その上、診療圏の範囲を広く見過ぎていました。院長と相談し、思い切ってクリニックを移転。診療圏調査をし直し、1ヶ月目で黒字に転換したのでした。

他にも、当社の診療圏調査の結果を金融機関に詳細に説明したことで、開業資金の大幅融資が実現した例などもあります。診療圏調査の大切さを物語るとともに、当社のサービスの信頼性を示すものと自負しています。

― 次に、2つめの「物件選び」のノウハウについての特長はどこにありますか?

私は当社の立ち上げ当初、10年以上にわたって開業コンサルティングの一環として不動産業も行っていました。宅地建物取扱主任者を取得し、東京都の認可を受けて、プロとして不動産売買と仲介を行っていたのです。そのノウハウが、今も物件選定のコンサルティングに生きています。加えて最新の不動産情報を得るための強力なネットワークを構築していますから、お客様のご要望に沿った物件情報を即座に提供することができます。


私の場合、優良物件をセレクトする確かなプロの目がありますから、業者との不動産交渉を優位に進めることができます。坪数と賃料から適正な相場価格をすぐに割り出し、こちらのペースで不動産業者との交渉を進めてきます。その結果、賃料において10万円や5万円のコストダウンを引き出せることが多くあるのです。他にも設備面での整備の要望など、不動産物件についてのあらゆる交渉のノウハウをもっています。これは不動産のことを知らなければ提供できないサービスと言えます。

― 3つめの「集患・増患」についてのノウハウも非常に大事ですね。

言うまでもなく、開業を成功に導くための重要な準備が、集患・増患対策です。これには当社が必ず実施する「三種の神器」が欠かせません。

1つは、ホームページの開設、これは必須です。2つめは、地域への開院挨拶となるチラシの配布。新聞に折込んで診療圏エリアに一定部数を配るのが基本です。そして3つめが、院内に掲示するチラシや持ち帰り用のパンフレットです。クリニックや院長の魅力を口コミで広げるための小道具になります。この3つが、開業時の集患・増患対策として最も費用対効果が高い手法と断言できます。

これらに共通する目的は、クリニックに対して地域の方々から親近感を抱いてもらうこと。患者さんは医師と1対1ですから、まずは院長の人柄をきちんと伝えることが大事です。写真を掲載することで地域の皆さんに院長の顔を見てもらい、メッセージを肉声として伝える。こうしたホームページやチラシ、パンフレットの訴求内容についてのアドバイスも、開業コンサルティングの一つとして指導していきます。

著名経営者

  • 株式会社IDOM(旧:株式会社ガリバーインターナショナル)

    羽鳥 兼市
  • 株式会社ファンケル

    池森 賢二
  • マネックスグループ株式会社

    松本 大
  • ヤマト運輸株式会社

    小倉 昌男
  • 株式会社セプテーニ・ホールディングス

    七村 守
  • 株式会社大戸屋

    三森 久実

プロフィール

  • お名前福井 温彦
  • お名前(ふりがな)ふくい はるひこ
  • 出身岩手県
  • 座右の銘思いは実現する
  • 好きなスポーツテニス、卓球、柔道