― 家づくりを任せるお客様にとっても安心感がありますね。
「大手企業だから」という「安心感」は僕らには出せませんが、いつもそばにいて、どんな事でもすぐに答えが返ってくるという「安心感」は、長い時間を必要とする家創りの過程では重要な事だと思っています。
基本的に大きなお金が動く「家創り」という作業中は、少なからず「不安」と「ストレス」をお客様は感じています。それを出来るだけ少なくしてあげて、かつ「楽しさ」と「喜び」を感じてもらう事。それが当社の存在価値です。
家を手にするという物質的な満足感だけでなく、その過程で流れていく一分一秒の時間すらも満足なものにしてあげないと意味がない。そう思っています。その積み重ねがお客様にとっての「心的な満足感」として残してあげられれば私たちがそこに関わった意味があると思っています。
― 心的な満足とは、たとえばどのようなものなのですか。
家創りってお客様の人生という物語の舞台を作っているのと同じだと思うんです。リビングの形ひとつ、玄関の作り方ひとつに、住まう人一人ひとり違った想いが詰まった物語があるんです。それは案外「言葉」で説明出来ないものも多いから、私達はなんでもない雑談や仕草や表情から感じ取ったりします。
それを家創りに活かしていきます。そうすることで本当の意味での、満足して頂ける「暮らしのカタチ」が出来ていけば、と考えています。
それは単に家という「モノ」を作るのではなく、そこに住まう人の人生という物語そのものを一緒になって創る「コト」に関わっているという事なんだと思うんです。そうすることで感じてもらえる満足があるとしたら、私達はそれを追求したいと思ったんです。
― そうした思いに至った経緯について教えてください。
実は私は不動産業界や建設業界があまり好きじゃない(笑)。僕がやりたかったのは、本当はテレビの脚本家なんですね。
子どもの頃に、テレビの前で家族が笑顔になるのを見て、こんな楽しさを世の中に提供できる人になりたいと思ったから。…そうした経緯が、今の住宅業界への一つのアンチテーゼになっているのかも知れません。
そして、テレビ業界を志して音声技術のプロダクションに入ったのですが、やがて結婚して子供ができたのをきっかけに脚本家になりたいという夢をもっと現実的に見始めました。その事で気づいたんです。自分が見てきた人の少なさに。もっといろんな人を見てみたい。それには一度外に出よう…と。人を見て、何かを吸収できる職種がいい。そんな理由から営業職を選び、中でも不動産営業はそうした要素が強いと考えて志望しました。
だから現場でいつも考えたのは、営業の数字ではなく「目の前のお客様に何ができるか」ということだけ。そのために相手がどんな方なのかが知りたくて、いろんな話を聴きました。その中で、私にとって大きな思いを宿すきっかけになったお客様との出会いがあったんです。
プロフィール
- お名前山田 昇平
- お名前(ふりがな)やまだ しょうへい
- 出身京都府
- 身長172.5cm
- 体重72kg
- 血液型AB型
- 平均睡眠時間6時間
- 平均起床時間 6時30分
- 趣味音楽
- おススメ本いちばん大事なこと
- 家族奥さんと娘3人
- 尊敬する経営者松下幸之助
- 尊敬する歴史上の人物坂本龍馬
- 好きな食べ物なんでも好き
- 嫌いな食べ物 嫌いなものなし
- 好きな言葉ありがとう
- 好きな作家山田太一
- 飼ってるペット犬