― リブリッジの事業内容を教えてください。

　現在は、職場の環境改善を通じて採用力を強化する採用支援及び新卒・中途の採用代行、人材紹介を担う人材プロデュース事業、リテンションマネジメントやキャリア開発などに資する教育・研修のキャリアコンサルティング事業、これらを後方支援するインターネットメディア事業等を手掛けています。

　そしてこのほど、インターネットメディア事業の新たな価値提供を実現するサービスとして開発を進めてきた、「いい会社」の採用情報『グーカ』をリリースしました。『グーカ』の名称由来は、「グッドカンパニー」の略で、企業の採用を新たな切り口でサポートする新しい採用ツールです。

― 『グーカ』とはどのような採用ツールなのですか。

　『グーカ』のコンセプトは、企業の社風や文化に共感する仲間を集める目的のクラウド型ツールで、コンテンツリッチな採用サイトを手軽に構築するものです。企業の「人」「モノ」「想いがあるエピソード」にフォーカスし、会社のもつ雰囲気や情熱、社風を表現していくことが特徴です。

　採用情報ではこれまで、給与や福利厚生などの条件は、文字で見せる形が主流でした。それを豊富な写真中心のビジュアルで見せていきながら、共感をキーワードに仕事や会社の魅力を発信していくことができます。

― これまでの求人メディアと異なるのはどのような点でしょうか。

　『グーカ』が他のサービスと決定的に異なるのは、「いい会社」に拘ってご利用していただく、という点です。「いい会社」の定義はとても難しいのですが、大きな共通点は、その会社で働くことが従業員にとって幸せだということです。例えば「尊敬できる経営者や、自分が目指したい上司がいる」「職場の雰囲気が明るくて、みんなイキイキしている」「雇用形態によらず、従業員が元気」「その会社・その職場で、自分の確かな近未来を想像できる」等々…そんな企業における魅力発信や採用活動を応援するための採用ツールです。

― 『グーカ』にはどのような機能や特徴がありますか。

　最大の特徴は、写真・動画による情報発信量が圧倒的に多いこと。150枚以上の写真・動画掲載が可能です。会社に面接に訪れても実際の職場を見せてもらえることは少ないですね。それを『グーカ』では、働く先輩社員、上司、名物社員、社内イベント、ランチタイム、飲み会、地域貢献活動、オフィス内風景、休憩室、トイレに至るまで、会社の日常から特別な文化まで、その情報量の多さで見せることができます。

― 具体的なコンテンツには、その他どんなものがありますか。

　「人＝仲間を知る」「モノ＝職場を見る」「風土＝社風を感じる」「エピソード＝あの日あの時」という4ジャンルを用意し、それぞれ6テーマずつ（合計24テーマ）情報発信が可能です。たとえば、「エピソード＝あの日あの時」では、仕事の中には感動で涙する光景など、人の心を動かすような場面や出来事、つまり自社のパッションの部分や、ロールモデルになるような社員の想いを、行動を、動画や写真を中心に伝えてもらいます。その人が仕事で感じた印象的なシーンをショートストーリーで伝えるといったイメージですね。

　求人を発信される際にこれらを「棚卸ししてください」というお願いをします。合計24テーマは、【feel検索】という検索軸から企業や仕事情報を発見できる仕掛けになっています。写真集めを手軽に行える、『みんなでリクルーティング』という機能も搭載しています。だから、求職者は自身の感性を頼りに魅力ある企業や仕事を発見できるようになります。