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ニッポンの社長 > インタビュー > 人材採用と育成に力を入れている社長 > 株式会社エスタス管財 代表取締役 由木 正伸

― どのような人材を求めておられますか。

 成長意欲は求めますね。しかし今の時代、天職と呼べるものに出会えるかどうかはわかりません。「君のやりたいことは何?」「あなたの夢は?」って聞かれることが苦痛な若い方が多くいます。ないものはないのですからしかたないのですが、「ない」から「やらない」では何も動き出しません。「ない」からこそ「やる」を選択できるかどうか。では何をやるのか?-目の前に「ある」ものを大事にすること。目の前の人、家族、友人。仕事で言えば同僚、仲間、それからお客様。目の前の人とその人たちとの時間を大切にすることです。喜ぶ顔を思い描いて、今自分ができること、やってあげたいことに一生懸命に取り組む。今目の前にあるものに集中して努力を続ける。そうすれば自信が生まれます。また、そういう心持ちの人を周りも放っておかないと思います。「これどう思う?」「これやってみない?」ときっと声がかかります。そんな中に自分のやりたいことがあるかもしれません。

 当社には、今すべき仕事をしっかり見据えて成長を図れる環境があります。しかも管理業はマルチタスクを処理する能力、時間管理能力などマネジメントを学ぶには最適な業種だと思います。どんな職種においても必要なスキルを身につけることができます。

 人は何のために仕事をするのでしょうか? 私は、人間性を高めることだと思います。厳しさと優しさを両立させ、チャレンジして成長すれば、マネジメントチームのパフォーマンスも最大化します。会社という場所は社員の成長に欠かせない最適なステージであるべきだと思っているので、全員で意識を統一するために定期的に勉強会なども実施しています。

― 独自の評価システムがあるようですね。

 当社では、社員と上司がお互いを評価し合います。各人が他人、チームへの貢献度を評価し評価されます。その目的は、チームワークでマネジメントスキルを向上させるためです。職場環境の充実、マネジメントチームの質がお客様満足度に直結していることがよくわかります。もちろん成果が出ていれば評価だけではなく配分もします。当社では、「利益の一定割合は配分する」とした成果配分基準を採用しています。

― 求職者の方へメッセージをお願いします。

 当社は、人としての成長をめざす会社です。少しでも何かに興味をもつ人、チャレンジする熱い気持ちをもっている人、自分で人生を切り開くためにどんな努力をすべきかを模索中の人。そんな人々にとって、当社は最適の環境だと思います。

■ 由木 正伸 (ゆき まさのぶ)

1971年 大阪市生まれ。1998年不動産管理を主業とする企業に入社。2006年分社独立し、株式会社エスタス管財を設立。代表取締役に就任する。設立10年を迎え、これからの自社の役割、存在価値の大きさを実感。不動産管理業を不動産業としてではなくサービス業として捉えた視点で、「資産運用の最良のパートナー」として新たな価値をもつ商品、サービスを提供することを目指す。

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プロフィール

  • お名前由木 正伸
  • お名前(ふりがな)ゆき まさのぶ