― 御社の強みを教えてください。
各専門家とのネットワークを活かして、アーリーステージの企業の経営管理業務を包括的にサポートしていく事業モデルは他にあまり例がありません。それを当社が実現し、クライアントとの二人三脚のなかで課題やニーズを深いところで聞き取り、解決策を提供していくことができるのが大きな強みです。
二人三脚とは、クライアントの潜在ニーズを根本から把握し、一緒になって課題解決のために邁進できることを表します。そのために私がこだわっているのが、お客様が許すかぎり、できるだけ長く時間をかけて話を聞くことですね。ビジネス以上の人間的なつながりを作り、解決すべき経営課題についていっそう深くフォーカスしていく。ビジネスライクだけでない関係性を重視しながら、本音で話ができるコミュニケーションを深めることが二人三脚という関係性を生んでいきます。だからこそ、お客様さえ迷惑でなければ、できるだけ長い時間をかけていろいろな話を聞くようにしています。
― そこで見つかる企業の問題点はどのようなものが多いのですか。
自分の会社のことを実は知らない経営者が多いと感じます。特にベンチャー企業の場合、1つの事業のスペシャリストとして独立することが多く、事業能力には長けていても、経営者の実務にまで気を配れることが少ないのです。つまり、財務面や資金の流れの把握ができていない、労務管理もコンプライアンスにも目配りできないといったケースが多い。それに時間を割く余裕がないのです。
そうした経営管理業務でのロスを解決することで、財務や労務面が安定し事業計画が明確になって経営をいち早く軌道に乗せられるようになります。専門家のサポートによって、軸足を本来の事業に置いたままで、合理的でロスのない経営管理体制への移行が可能になることを知っていただきたいですね。
― 専門家のネットワークを作り上げる上で大切にしている点は何でしょうか。
クライアントの状況や解決すべき課題について、具体的な事柄を事前に共有した上で各専門家のスタンスを確認し、摺り合わせをした後でクライアントに対峙しています。
そして専門性を十分に生かしていただくことを考え、皆さんのプロとしてのスタンスを尊重するなかでサポートを依頼しています。決してクライアントに迎合するのではなく、ご自身のポリシーやコンセプトを大事にしてもらうことが、結果的にお客様にとって最も良い結果となると考えているからです。そうしたプロセスでアライアンスパートナーと信頼関係を強く結んでいることは当社の強みであり、クライアントの要望に的確に応えることにつながっていますね。
プロフィール
- お名前山﨑 雄一
- お名前(ふりがな)やまざき ゆういち
- 出身東京都
- 身長175cm
- 体重64kg
- 血液型O型
- 趣味ゴルフ、ドライブ
- 座右の銘人生50年
- 尊敬する人両親、祖母
- 出身校青山学院大学