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IMTメンタルオフィス 代表 阿部 久美子

社長のメンタルが事業を成功させる

目に見える数字の悩みを解決してくれるコンサルタントではなく、目に見えない心の問題を解決してくれるメンタルトレーナー。環境変化の激しい時代、経営者のそばにはそんな“心のプロフェッショナル”が必要だ。2008年設立のIMTメンタルオフィス代表の阿部氏は、これまでに20,000人という豊富な個人セッション経験で、スポーツ選手や医師、音楽家、経営者をサポートしてきた。今後は、経営者向けメンタルケアもさらに注力するという。その理由を同氏に聞いた。

― まず、経営者のメンタルトレーニング、メンタルマネジメントについて教えて下さい。

近年は日本でも経営者向けのメンタルトレーニングは増えてきましたが、実績とともに完全個室、マンツーマンで行うサービスは、日本ではまだ希少です。

経営者の方のニーズは仕事、ビジネスのメンタル面についてのご相談からプライベートの人間関係、主にご家族のことや、ゴルフでの人間関係、ゴルフのメンタルトレーニング、スピーチプレゼンテーションのメンタルコントロール、メンタルマネジメントと多岐に渡ります。

― 実際にどんなことを行っていきますか。

初回のカウンセリングでは、十分に時間をかけて、あらゆる角度から今の問題、現状、目標、目的をお聞きした上で、オーダーメイドでメニューを構築しています。行っていく内容は主に2方向へ分かれます。

一つめは対話型のメンタルコンサルテーションのような形で、話しながら思考の整理と開放、新たな考えをご提案しながら、思考の変換、思考の幅を広げていくことです。ご自身では気づかない、思いつかないような思考、アイデアも一緒に考えていく対話型です。

二つめは十分なカウンセリングの後にイメージトレーニングをしたり、感情のコントロール法、マインドフルネスを行ったり、より能動的にワークをしていく形があります。

二つの共通点は十分に時間をかけて、本音で自由に話していただくことです。

― 話すことは経営者にとって大切なことですか。

はい。とても重要です。非常にシンプルなことですが、社会的立場を持つことで、自由に本音で話すことができなくなります。それは周りの人への配慮、自社のイメージ、経営者らしい振る舞いを求められるからです。人は自由に本音で話せなくなることで、ストレスが蓄積していきます。

経営者の方のメンタルトレーニング、メンタルマネジメントはまず、何よりも先に本音で自由に、ビジネスのことからプライベートのことまで話していただくことです。人は自分のことをありのままに話しているとき、快楽を感じます。脳からは快楽物質、ドーパミンが出てきます。ドーパミンは集中力、やる気、行動力を促す源です。

著名経営者

  • 株式会社スタジオジブリ

    鈴木 敏夫
  • GMOインターネット株式会社

    熊谷 正寿
  • テンプスタッフ株式会社

    篠原 欣子
  • エステー株式会社

    鈴木 喬
  • 株式会社IDOM(旧:株式会社ガリバーインターナショナル)

    羽鳥 兼市
  • 楽天株式会社

    三木谷 浩史

プロフィール

  • お名前阿部 久美子
  • お名前(ふりがな)あべ くみこ
  • 平均睡眠時間6時間
  • 平均起床時間7時
  • 趣味映画鑑賞
  • 好きな言葉感謝
  • 思い出に残るプレゼント手紙
  • いま欲しいプレゼント言葉
  • 過去に戻れるならいつ?生まれる前
  • 好きなお花桜とカサブランカ