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ニッポンの社長 > インタビュー > 株式会社プリベンタス 代表取締役 矢島 護

― お客様へのサービス提供の部分で大事にしていることは何でしょうか。

 お客様のあらゆる問題に向き合える「保険のコンシェルジュ」でありたいと考えています。困ったことがあればお客様から何でもご相談していただけるように、日頃から各営業マンは会社案内・情報提供を積極的に行っています。会社の考え方やサービスの中身をトークスクリプトに落とし込み、スタッフの誰もが同じようにお客様に案内できるよう共有しているのです。

 そして保険で対応し切れないトラブルや困りごとに対しても、弁護士や税理士、不動産や自動車整備の専門家などを紹介して解決に結びつけていきます。

― そうした組織としての質の高さが保険会社からも非常に評価されているそうですね。

 おかげさまで、三井住友海上火災保険からTGA(トップグレードエージェント)代理店の認定をいただいています。これは同社の全国の代理店約4万店の中でも、現在7社にしか与えられていない最高峰ランクの称号です。

 社内が組織化されて情報共有や人材マネジメントなどがきちんと出来ており、高度なコンサルティングセールスが実施できるプロ保険代理店のみに与えられます。

 保険の場合は商材の種類や価格はどの代理店でも差はありませんから、評価の中身はお客様に安心と満足を提供できるサービスを実施できているかに左右されます。その意味でもTGA代理店の認定は非常に喜ばしいことだと感じています。

― 今後のビジョンについて教えてください。

 今後は社員の世代交代を念頭に置きながら、若い人材を教育して成長を促していきたいと考えています。保険の知識がほとんどないという人でも一人前の営業マンになれるような組織にしていくことが1つの目標です。

 そして保険代理業の業界そのものを、若い人たちが憧れる業界にしていきたいという想いがあります。日本の保険代理業というのは欧米に比べてまだまだ社会的な地位が低いと言わざるを得ません。これを改善して、これからの若い人が「入りたい」と思うような業界にしたいと思っているんです。

 私は保険会社から保険代理店に転職したのですが、それは生涯にわたり世代を超えてお客様とお付き合いできるという点にやりがいを感じたからこそ、この道に進もうと思いました。お客様から「保険に入っていてよかった」「安心できる」と言ってもらえることが一番の喜びであり、社員のモチベーションにもなるものです。

 その思いを胸に、日本一永続的に繁栄していく会社を育てたい。そして地域の誰でも知っているような保険代理店を作っていく。保険に限らず何でも相談してもらえるような、すべてのお客様に安心を提供できる「保険のコンシェルジュ」を目指していきます。

■ 矢島 護 (やじま まもる)

1967年、11月生まれ。三井住友海上火災保険で代理店の渉外担当業務に就き、株式会社プリベンタスの代理店指導を行っていた当時、同社の創業社長であった大木純一氏に見込まれてプリベンタスに入社。2006年、大木代表の逝去に伴い代表取締役に就任した。その後社内の組織化を進め、新卒採用を開始するなど同社を成長軌道へと乗せていった。2009年には創立30周年祝賀会を開催。保険業界を取り巻く厳しい情勢の中でも地に足の着いた成長を続けている。

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プロフィール

  • お名前矢島 護
  • お名前(ふりがな)やじま まもる
  • 出身千葉県
  • 身長170cm
  • 体重70kg
  • 血液型O型
  • 平均睡眠時間5時間
  • 平均起床時間6時
  • 趣味マラソン・ゴルフ
  • 家族4名
  • 座右の銘前へ
  • 出身校明治大学