― 貸会議室事業の今後の方向性はどのように考えていますか。
当社では、人が集まる会議室というものの価値をさらに生み出すための取り組みを行っていきます。
貸会議室は、一日にたくさんの人が出入りをし、さまざまな交流が行われている場所です。その場所で商品のサンプリングを配ったりアンケートやチラシを配布したりして、セールスプロモーションを行いたいという依頼が多くあります。
私たちは会場だけを提供する「箱屋」ではなく、人が集まる場所を用意して新たな価値を創り出すことを主眼にしています。「人が集まる」ことをビジネスチャンスと考える方々とさまざまなタイアップを模索しながら、会議室に新たな価値を生み出したいのです。
それにくわえて力を入れているのが、貸会議室会社の清掃や設営を請け負う、いわゆる下請けでのビジネスです。会議室の維持管理に手が回らず、地域に「人が集まる場所」が減ってしまうのは寂しいこと。だからこそ、当社が運営のお手伝いしたいと考えているのです。
そのほか、動画制作やセミナーなどの司会、料理のケータリング事業なども含め、貸会議室に関するさまざまなサービスを提供できるような事業の創出を目指しています。貸会議室に必要なものが、コンビニエンスストアのようにすべてそろうようなビジネスモデルをつくりたいですね。
― 女性の登用にも力を入れているのですね。
当社は従業員の8割が女性で、お子さんが小さかったり、ご主人の転勤などがある方も多数在籍しています。結婚や出産、子育てやご主人の転勤など、女性のライフイベントが仕事へのハンディになってはいけません。そこで、自由な時間帯で仕事ができるような勤務体制や、在宅で仕事ができる仕組みを整えました。また子どもさんが病気になったときの急な休みにも対応し、子連れの出勤もOK。家庭の状況に応じた柔軟な働き方ができる仕組みを用意しています。
一方で、働きやすさを追うだけでは仕事の楽しさは生まれません。仕事とは「やりたいこと」「好きなこと」「成果が出ること」の3つがそろってこそ、モチベーションが上がってパフォーマンスも向上するもの。つまり、ご自身の好きなことや得意なことが業務に活かせるよう、さまざまな役割を生み出していくのも私のスタイルです。
やりたいことや得意なことを仕事に活かせば、新たな事業が生まれる可能性だってあります。それがスタッフの人生を豊かにすることも多いのです。そこで当社は、中小企業ならではの柔軟さを活かして、他社がやらないことを始めようと考えました。
― それはどのようなことですか。
いまは待機児童の問題などもあり、働きたくても働けない女性がたくさんいます。そこで当社では、従業員には優先的に子どもを預けられる環境を用意しようと考え、新たに保育事業をスタートさせたのです。
企業主導型保育所という内閣府所管の保育所事業で、スタッフとして入社すると同時に子どもを預けられる新しい制度を利用したものです。育児をしながらも、真剣に仕事に取り組みたいという方に、安心して働ける環境を提供できる有用なサービスといえます。
なによりも、女性が活躍できる企業でありたいと考えているのです。
ちなみにこの保育園事業には、連携企業の仕組みもあります。利用登録をしてもらった企業には、自社の託児所、保育園として当園を利用してもらえるのです。地域の企業にお勤めの女性の方々に、ぜひ活用してもらいたいと考えています。
プロフィール
- お名前﨑山 信夫
- お名前(ふりがな)さきやま のぶお
- 血液型A型
- 平均睡眠時間5時間
- 平均起床時間6時
- 趣味バイク 野球 ゴルフ 船
- 座右の銘人生二度無し
- 尊敬する人家族
- 尊敬する経営者松下 幸之助
- 尊敬する歴史上の人物マザー・テレサ
- 好きな食べ物納豆 鯖
- 好きな言葉やったことしか残らん
- 好きなスポーツゴルフ 野球 スポーツジム
- 好きな映画恋しくて 24
- 好きな俳優ジャック・バウアー
- いま欲しいプレゼントBMW GS1200
- もし生まれ変わったら?宇宙パイロット
- 過去に戻れるならいつ?中学生
- 休日の過ごし方野球 家族と
- 好きなお酒の銘柄デュベル・モルトガット