― 片野さんはどのようにして、そうした研修メソッドを確立したのですか。
正直、研修業を始めた頃の私には、いわゆる「教える武器」といったものがありませんでした。それを会得するために、借金までしてさまざまなセミナーや研修を受講していたなか、ある「大脳生理学」の知見を取り入れた研修に出合い、大きな衝撃を受けたことが決定的な転機になりました。それは2019年3月9日のことで、日付まで鮮明に覚えています。明らかにその研修を受けた後から、自分の話す内容が劇的に変わりました。それまでは、何枚もつくり込んだスライドに依存する研修内容で、時間をうまく消化するために「ワーク」や「グループディスカッション」の時間を設けるなど、小手先のテクニックに走っていましたね。それがいまでは、1枚のスライドで1時間くらい魂を込めて受講者に語りかけるようになりました。
― まさに、いまの研修のベースが生まれたわけですね。
その通りです。人の行動を変革できる「脳の仕組み」をはっきりと理解し、そこから、「内省」や「自問自答」といった要素を組み込み、受講者が「自分事」として捉えられるような仕掛けにしました。それで生まれたのが、「守体性から主体性」という独自のメソッドです。
私はこのメソッドを用いて研修を行ううえで、「等身大」を大切にすることも忘れないようにしています。たとえば私には、自由民主党の推薦候補として地方選挙に立候補し、わずか31票差で落選した過去があるのですが、そのような「失敗談」も赤裸々に話すことで、そこから「どうすれば良かったのか」といったことをリアルに学んでもらうようにしています。「等身大」を大切にした私なりの工夫も、受講者に受け入れられている1つの理由かもしれませんね。
― 今後のビジョンを聞かせてください。
研修を通じて、働く大人の気持ちにつける「火」を、全国各地に広げていきたいです。そのために、私が確立した研修メソッドを30代の若手にも伝授して、私と一緒に活躍してほしいと考えています。若手講師の育成につながるこの試みは、研修業界全体の活性化にもつながると信じています。私自身もこうした新たな取り組みに挑戦するので、働くみなさんもどんどん手を挙げて、主体性をもって動いていってほしいですね。そういう人にこそチャンスは巡ってきます。私の研修を受けてもらえば、きっとそうした気持ちに火がつくと思います。
■ 片野 泰敬 (かたの やすひろ)
1986年、大阪府生まれ。「働く大人を元気にする」ことを使命とする研修講師。生命保険・教育・IT業界を経て独立し、わずか4年で年収5,000万円規模へと成長。2025年に法人化。独自概念「守体性」から主体性への変革を軸に、受講者の行動と組織の空気を変える実践型研修を展開している。大手企業からのリピートも多く、熱量と本質を突く言葉で“人が変わる瞬間"を生み出し続けている。
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プロフィール
- お名前片野 泰敬
- お名前(ふりがな)かたの やすひろ
- 血液型B型
- 趣味毎日を全力で楽しみきること
- 座右の銘先義後利
- 好きな食べ物1日1唐揚げ
- 好きなスポーツバレーボール
- 好きな女優国仲 涼子
- 思い出に残るプレゼントハンドソープ
- もし生まれ変わったら?また片野 泰敬として生まれたい
- 出身校関西外国語大学国際言語学部



